『マーベルズ』あのキャラクターが登場か?クリップ映像が重要な示唆

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『キャプテン・マーベル』に、あのヒーローがゲスト登場するのではないかとの憶測が広まっている。新クリップ映像に重要な示唆があるのだ。
この記事には、『マーベルズ』のネタバレとなりうる説について取り扱っています。

話題になっているのはマーベル・スタジオ米公式Xが投稿した30秒の映像。「一人では戦えない」との声のもとに、キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベルが集結。「アベンジャーズが戻ってくる」「新たなチームがアッセンブル」とのテロップとともに、迫力のチームファイトが切り取られている。
注目は映像の最後だ。「友達を呼んだ」との声とともに、ビフレストの虹の橋のような光の筋が差し込む。何者かが転送されてきているようだが、それが誰かまでは確認できない。
On November 10, a new team assembles.
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これは、キャプテン・マーベルがアスガルドの友達を呼んだということだろうか。『ソー:ラブ&サンダー』(2022)で現役の活躍を見せたソーがストームブレイカーとともにやってくるのだろうか。ソーとキャロル・ダンバースといえば『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で初対面し、ソーが「気に入った」と発する場面がある。
本作が女性ヒーローのチームアップ作品ということを考えれば、ヴァルキリーがやってくると考える方が妥当だろう。ヴァルキリーもサノス戦ではキャプテン・マーベルと共闘しており、友達と呼べる仲だ。

理由は他にもある。ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンは、『マーベルズ』ニア・ダコスタ監督のデビュー作『へヴィ・ドライヴ』(2018)にも主演。つまり監督にとっても“友達”なのだ。
ちなみにトンプソンは、かつてマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に女性ヒーローのチームアップ映画を提案したことがあった。『エンドゲーム』で部分的に実現したこのアイデアが、『マーベルズ』で一つの完成形を見せるということがあるかもしれない。
映画『マーベルズ』は2023年11月10日、日本公開。
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