『マトリックス4』アクションに『ジョン・ウィック』監督コンビが参加 ─ チャド・スタエルスキ&デヴィッド・リーチ、シリーズ復帰へ

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』(2014)の監督を務めたチャド・スタエルスキ&デヴィッド・リーチが、同じくキアヌ主演の『マトリックス4(原題:Matrix 4)』に参加していることがわかった。米Colliderのインタビューにて2人が明かしている。
元々はスタント出身であるスタエルスキ&リーチは、かつて『マトリックス』3部作のスタントマンおよびスタント・コーディネーターとして献身的に務めてきた。次回作『マトリックス4』では、アクションの振付のコンセプトづくりや、創作のサポートを務めているという。スタエルスキいわく、「出演者の身体トレーニングの協力も依頼されました。僕とデヴィッドは少しだけ場面づくりにも携わっていますよ」。

もっとも、本編のアクションシーンはラナ・ウォシャウスキー監督が自ら演出を施しているとのこと。スタエルスキは彼女の仕事ぶりを絶賛している。
「これまでの『マトリックス』シリーズでは、ロジスティクスの理由に伴い、第2班が担当していた作品もあったんですよ。ところが今回は、彼女自らがアクションを演出しているわけです。第2班はあくまでも状況設定ショットや風景ショットを撮影しており、ラナが自分でアクションを撮っています。自分で第1班の作業として取り入れていて、だからこそ彼女たちの作品は素晴らしいのでしょう。」
なおチャド・スタエルスキ監督は、現在『ジョン・ウィック』シリーズの第4作(タイトル未定) の準備も進行中。デヴィッド・リーチ監督は『ジョン・ウィック』以降、『アトミック・ブロンド』(2017)や『デッドプール2』(2018)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)などの話題作を手掛けている。
Source: Collider