『X-MEN』ジェームズ・マカヴォイ、英国医療サービスに3,650万円を寄付 ─ 新型コロナ感染拡大、マスクや手袋の不足受け

『X-MEN』シリーズや『ミスター・ガラス』(2019)などで知られるジェームズ・マカヴォイが、英国における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、公的保健医療サービス「NHS(National Health Service)」をサポートするために27万5000ポンド(約3,650万円)を寄付したことがわかった。米The Guardianが報じている。
マカヴォイが寄付したのは、現地の医師たちによって立ち上げられたクラウドファンディング。英国の病院で不足しているマスクや手袋など、個人用保護具の購入資金を募るためのものだ。
寄付に際し、マカヴォイはInstagramにて、個人用保護具が入手困難な医師や看護師の状況について「彼らが新型コロナウイルスにかかるリスクを高めるだけでなく、患者やその家族に影響を与える可能性もあります。状況はかなり深刻なんです。期限も限られています」と警鐘を鳴らしている。さらに「皆さんの寄付によって救われる命があるんです。協力をお願いします、政府がNHSに協力するためにも」と呼びかけた。
2020年3月26日に開始された本企画は、マカヴォイや多くの人々からの積極的な協力を受けて、3月30日時点で約85万ポンドに到達している。これは当初目標とされていた20万ポンドを遥かに超える数字であり、現在の目標は90万ポンドに再設定。4月23日の期限までにまだ時間の余裕があることから、さらなる寄付金が募ることが期待される。
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Sources: The Guardian, Crowdfunder