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マーベル・シネマティック・ユニバース、2020年公開作品も決定済み!ただし今後しばらくは発表なし

マーベル
Photo by Solomon203 ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marvel_in_Comic_Exhibition_20140810.jpg ) / Remixed by THE RIVER

2008年『アイアンマン』に始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、2018年『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と2019年『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』でひとつの区切りを迎える。しかしMCUはそこで終了せず、いわば“第一部完結”のような格好で新たな物語へ進んでいくというのだ。

https://theriver.jp/phase-4-new-story/

ところが『アベンジャーズ』第4作をもって終了するMCUの「フェイズ3」以降、すなわち「フェイズ4」と呼ばれるはずの新展開については詳細がほとんど明かされていない。『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の続編、および『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(仮題)』が予定されている以外、どんなラインナップでどんなヒーローやヴィランが登場するのかは一切わからない状況なのだ。しかしながら、両作が「フェイズ3」以前と「フェイズ4」以降を結ぶ重要な存在になることは間違いない

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、これまで「フェイズ4」について具体的なコメントを避け続けてきた。しかし当然というべきか、スタジオ内部ではその計画が着々と進められてきたようである。

2020年公開作品は決定済み!

Colliderのインタビューで、ファイギ社長は「2020年の作品は決まっているんですか? いつ発表する予定なのかも決まっていますか?」という問いに「イエス」と答え、このように述べている。

「はい、決まっています。(発表は)この先しばらくはないでしょう。私たちは次の映画6本に集中しています。フェイズ3までが終わり、2019年に『アベンジャーズ』第4作を世界で公開してから、やっと、その他の作品へ公然と集中できるわけです。」

この言葉からは、すでに2020年以降のプロジェクトが複数進行していることがうかがえる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督がなんらかの脚本作業に参加していることはわかっていたが、しばらくは詳細をとことん伏せる方針のようだ。すべては『マイティ・ソー バトルロイヤル』に始まった「次の映画6本」に観客を集中させたいという意図だろう。2019年まで『アベンジャーズ』第4作以降のラインナップが明かされないという展開もありうるだろうが、その間もマーベル・スタジオは確実に複数の作品を動かしていくわけである。

現時点で、2020年には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』が公開されることがガン監督によって示唆されている。2019年には『アベンジャーズ』第4作と『スパイダーマン:ホームカミング』続編が発表されているが、ほかに予定されている作品があるかどうかはわからない。
そういえば先日、『ドクター・ストレンジ』(2016)のスコット・デリクソン監督が続編への契約交渉を済ませたことを示唆したり、ファイギ社長も続編製作に意欲を示したりしていたが……。

https://theriver.jp/strange-sequel-deal-possible/

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日より全国の映画館にて公開中。今のところは、ファイギ社長のいう「次の映画6本」にファンも全力を傾けるしかない……!

Source: http://collider.com/kevin-feige-interview-thor-ragnarok-avengers/
Eyecatch Image: Photo by Solomon203 ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marvel_in_Comic_Exhibition_20140810.jpg ) / Remixed by THE RIVER

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。