銀河のマーベルヒーロー「ノヴァ」MCU企画、「素晴らしいアイデアが浮かんでいる」 ─ 「良いものにしたい」と製作者

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)での登場が見込まれているヒーロー、ノヴァについて、マーベル・スタジオ幹部のブラッド・ウィンターバウムが再び言及した。以前、ウィンターバウムはドラマ化の可能性を示唆していたが……。
ノヴァは、銀河の治安を維持する組織「ノヴァ・コァ」のメンバーのことを表す名称のこと。ノヴァとして活躍した地球人はリチャード・ライダーとサム・アレキサンダーの2人で、銀河を拠点に平和維持のために戦う。
MCUへのノヴァ参戦はかねてより伝えられていたもので、初報は2022年。ドラマ「ムーンナイト」のサビール・ピルザダが脚本を務めると伝えられていた。以降、企画は水面下で進んでいるものと思われるが、このたび米Screen Rantとの取材で、ディズニープラスで展開するMCUドラマを主に手がけるプロデューサーのブラッド・ウィンターバウムが企画の現状について語っている。
「プロデュースする作品よりも多くの作品を開発するのは、私たちにとって新しい領域です。ノヴァは間違いなく私たちにとってエキサイティングで、素晴らしいアイデアが浮かんでいます。そこには、多くの可能性があると思います。私はコミックのノヴァが大好きで、特に好きなのはリチャード・ライダーの時代です。」
キャラクター愛を示したウィンターバウムだが、「スケジュールのリリース枠は限られています」とも。マーベルを擁する米ディズニーは、MCU作品について量よりも質を重視していく意向を明かしていたばかりで、年間リリース本数については映画は多くて3本、ドラマは2本程度に減らしていく模様。ノヴァの企画についても、「可能な限り良いものにしたい」とウィンターバウムは質を意識した製作を心がけていることを明かし、「この企画は、私たちがワクワクしながら開発を進めている特別なものと言っておきましょう」と語った。
なお、ウィンターバウムは以前、ノヴァのMCU企画がドラマとして製作される可能性を示唆していたが、今回は特に言及せず。企画が前進していることのみを伝えた。
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Source:Screen Rant