MCU版『X-MEN』脚本家ミーティングが開始 ─ 待望の合流企画、ついに本格始動
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『X-MEN』の製作が本格的にスタートしたことが判明した。
米Varietyによれば、2023年9月下旬の全米脚本家組合(WGA)によるストライキ終結を受け、マーベル・スタジオと脚本家たちの間で『X-MEN』関連企画に関するミーティングが開始したという。10月上旬には、秋よりミーティングが開始と報じられていたが、予定通りの動きを見せた。
MCU本格合流の一番乗りとされるX-MENメンバーは、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン。同じく旧20世紀フォックスで展開された『デッドプール』シリーズの第3作に相乗りする形で再スタートを切る。『LOGAN/ローガン』(2017)からの復活となるが、ショーン・レヴィ監督は同作が「正史」のままであると明言している。2024年5月に予定されていた米公開は、長引く俳優ストライキの影響により一時撤回。まずは製作の再開が待たれる。
製作開始にあたり、最初の焦点はX-MENをMCUの既存ストーリーにどう織り込んでいくのかに当てられていくことになるという。ジャックマンのウルヴァリン続投は確約されているが、他のキャラクターに関しては全くの未知数。新キャストが起用された場合、旧シリーズとの整合性も気になる。
なお、『X-MEN』と並んで合流が待たれるファンタスティック・フォーについては、2025年に単独映画が米公開予定だ。メガホンを取るのは、「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャクマン監督。2024年春の撮影開始が伝えられているが、俳優ストライキの動き次第で後ろ倒しになる可能性もある。
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