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実写版『メタルギアソリッド』監督、スネークの「無線会話」ネタ動画と共にコンセプトアート公開へ

https://twitter.com/VogtRoberts/status/1260294305140232192

小島秀夫監督が手掛けた世界的人気ゲームメタルギアソリッドの実写映画化企画で、監督に内定しているジョーダン・ヴォート=ロバーツがSNSでファンに向けた新たな企画を動かした。

ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督は、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)でポップカルチャーを参照した様々なイースターエッグを仕掛け一躍ファンの支持を獲得した、若手最注目株のひとりだ。ロバーツ監督は自身のTwitterにて、ゲーム内でおなじみ「無線会話」のネタ動画の公開と共に、コンセプトアートを連日公開すると発表した。

このユニークな「無線会話」は、自宅隔離で退屈したスネークが、ロイ・キャンベル大佐にミッションをせがみ、さらにオタコンにも構ってもらおうとするという内容だ。大佐に「どうせ家の中で退屈しているんだろう!」とツッコまれたスネークは、「実は…、来ちゃったんだ。ドアを開けてくれ」と衝撃告白。「何て奴だ!ちゃんとソーシャルディスタンスしなきゃダメだろう!」と大佐に怒られてしまう。「頼む!遊んでくれ!」「もう切るぞ。無事を祈る、スネーク。これが治まったら、ミッションなら山程あるぞ。」

大佐をつかまえられなかったスネークは、続けてオタコンにもコール。寝起きの様子で対応したオタコンに、「何をしているか知らんが、切り上げて会いに来てくれ。耳障りな音が聞こえるんだ。新型ナノマシンの…」と訴え始める。しかし、「スネーク、真夜中じゃないか。ナノマシンだかシュマノマシンだか知らないけど、頭が変になっちゃったんじゃないか?自然なことだよ。世界がこうなったんだから。人間ってそういうことだよ」と諭されてしまう。

それでもスネークは退かず、「いま我々が動かなければ、人間性が無くなってしまう!」と訴えるが、オタコンに「君が世の中を救ってきたのは分かるよ。でも今君にできることは、もうあと数週間、自宅に籠もることなんだ」となだめられる。「君なら出来る。趣味にでも手につけてみたらどうだ?YouTubeなんてどうだろう。段ボール箱で色々やってみるというチャンネルもあるぞ」と提案されたスネークは、「待て、…本当か?」と食いつく。

結局、オタコンにもフられてしまったスネークは、ファンに向けてこんなメッセージを発信。「『メタルギア・ソリッド』映画の進捗は報告出来ない。しかし、監督のジョーダン・ヴォート=ロバーツがこれからいくつかコンセプトアートを公開していく。暗い日々だが、メタルギア・コミュニティを少しでも明るく出来たら嬉しい。無事でいてくれよ。」

そこで監督から公開されたコンセプトアートの第1弾は、カナダはトロントを拠点とするLanguage Studioが手掛けたアート。「小さい頃、デスクトップの壁紙にしかったような画像。そびえ立つREXの、勝ち目の無さそうな姿が今僕たちが感じている恐れの気持ちに訴えかけるよう」と紹介した。監督はこれより、#MGSQUARANTINEのハッシュタグでコンセプトアートを連続公開していくとのことだ。

ネタ動画内でスネークが言ったように、具体的な進捗がなかなか聞こえてこないのは残念。ただし、こうした投稿が見られることで、企画そのものが立ち消えたわけではないと信じることは出来る。最近のニュースとしては、2019年12月に脚本の原稿が提出され、間もなく監督と役者の面会を行うとの報告があがっていた。脚本は「すごく小島チックで、超ミリタリー現実主義」な内容だという。

ちなみに、「無線会話」ネタ動画でスネーク、ロイ・キャンベル大佐、オタコンの声をあてているのは英語版の本物たち。映像の最後、古いビデオを再現するように右上に「VIDEO」ならぬ「HIDEO」と表示されるところも、芸が細かい。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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