『ミッション:インポッシブル8』再び撮影中断か ─ 潜水艦の台座が故障、数週間の遅れに関係者は「不満」

トム・クルーズ主演の人気アクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8作の撮影が一時中断を余儀なくされているという。英タブロイド紙The Mirrorが報じている。
『ミッション・インポッシブル』第8作は、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)から直接繋がる物語の後編として製作されている。撮影は2023年のWストライキ終了時点で40%が完了しており、以降イギリス・ロンドンで再開されていた。
このたびの報道によれば、第8作の撮影は再び一時中断となっているといい、理由は撮影に使用される高さ約36.5メートルの巨大潜水艦を降下させるための台座が故障したためだという。撮影は数週間単位でストップすると伝えられている。
情報筋は撮影関係者の心境を伝えており、「撮影が遅れると1日あたりのコストがかさんでいくため、彼らは不満を抱いている」とのこと。製作費の増大を最小限に抑えるため、一刻も早い撮影再開が求められる。
なお、潜水艦には2,300万ドル(約36億円、1ドル=156.74円換算)もの巨額が投じられているという。潜水艦といえば、前作『デッドレコニング PART ONE』でわずかに登場しており、続編ではメインの舞台として登場する可能性も考えられる。
第8作には、イーサン・ハント役のトム・クルーズをはじめ、ベンジー役のサイモン・ペッグ、ルーサー役のヴィング・レイムス、グレース役のヘイリー・アトウェルが揃って続投予定。新キャストとして、「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」(2020-)のハンナ・ワディンガム、『アントマン&ワスプ クアントマニア』(2023)のケイティ・オブライエン、『アイアンクロー』(2023)のホルト・マッキャラニー、「THE LAST OF US」(2023-)のニック・オファーマンらが新たに参加する。
『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8作は、2025年5月23日US公開。当初は2024年6月28日に米公開となる予定だったが、ストライキの影響で大幅延期となった。2度目の公開延期は避けたいところだ。
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Source:The Mirror