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「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」「シーハルク」2020年に順次撮影か ─ 「Disney+」MCUドラマ、多数待機中

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマ作品として発表されている「ムーンナイト(原題:Moon Knight)」「ミズ・マーベル(原題:Ms. Marvel)」「シーハルク(原題:She-Hulk)」は、2020年内に順次撮影されることになりそうだ。

2019年12月7日(現地時間)、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がブラジル・サンパウロにて開催された「CCXP 2019」に登壇し、「我々は『ムーンナイト』『シーハルク』『ミズ・マーベル』について発表しましたが、これらの作品は来年(2020年)の末にかけて準備が整う予定です」と発言。2020年に順次撮影が行われ、Disney+での配信に向けて「準備が整」えられることを示唆した。

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これら3作品は、すでに脚本作業が進行している模様。心の病を抱えた元傭兵が白い装束に身を包み、自称・神の化身として戦う「ムーンナイト」には「アンブレラ・アカデミー」(2019)のジェレミー・スレイター、アベンジャーズやキャプテン・マーベルの大ファンであるイスラム系女子高生カマラ・カーンが主人公の「ミズ・マーベル」には「セックス・エデュケーション」(2019-)のビシャ・K・アリが、そしてブルース・バナー/ハルクの従姉妹で弁護士のジェニファー・ウォルターズを描く「シーハルク」には「リック・アンド・モーティ」などのジェシカ・ガオが参加している。

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ただし気をつけておきたいのは、ファイギ社長の「準備が整う」という言葉が具体的にどういう状態を指しているのかは判然としないことだ。また、「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」「シーハルク」の3作品がいつ配信されるのかはいまだ不明。Disney+で配信されるMCUの実写作品としては、すでに「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」の撮影が行われており、2020年には「ロキ」「ホークアイ」も撮影されるが、「ワンダヴィジョン」以降の3作品は2021年の春から秋にかけて配信予定。すでに2021年はスケジュールがぎっしりなのだ(タイトルはすべて原題)。

一方で、「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」「シーハルク」はMCUのフェイズ4に属するともいわれている。これが事実なら、フェイズ4を締めくくるとみられる『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』が米国公開される2021年11月までにすべて配信されそうだが、果たして……。なおファイギ社長は、ムーンナイト、ミズ・マーベル、シーハルクの3人が、いずれMCUの映画作品にも登場することを認めている

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Sources: Fandom, MCU Exchange

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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