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【ネタバレ】「ムーンナイト」第3話に「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」との繋がりアリ

ムーンナイト
(C)2022 Marvel

この記事には、「ムーンナイト」第3話『エネアドの決断』のネタバレが含まれています。

ムーンナイト
(C)2022 Marvel

「マドリプール以来だ」

「ムーンナイト」第3話『エネアドの決断』でマーク・スペクターは、アメミットの墓の手がかりを得るため、「センフー」なる人物の石棺を探していた。マークはカイロにて元妻のレイラと再会。レイラによれば、モガートという男が石棺を所有しているということである。

モガートの元に到着した2人を、ベックという名の側近が出迎える。レイラとベックは旧知の仲である様子だ。そこでベックが「モガートがお待ちかねだ」と案内しながら、「マドリプール以来だから、積もる話も」と言うのである。ちなみにこのセリフ、日本語吹替版では「久々で、積もる話もあるだろ」となっており、「マドリプール」の単語が削られている。原語では“After Madripoor I’m sure you two will have a lot to talk about.”となっている。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2021 Marvel

マドリプールといえば、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場した犯罪都市だ。コミックでは、ヴィランや犯罪者たちが潜伏するのに格好の場所として描かれる。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では、パワー・ブローカーもここに潜伏。同ドラマでは、ナイトクラブでバロン・ジモがコミカルなダンスを見せたことが話題となったり、架空の観光サイトまで作られたりと、何かと注目された場所だ。

「ムーンナイト」ベックによれば、レイラとモガートは以前、マドリプールで何らかの行動を共にしていたらしい。果たして、マドリプールで何があったのだろう?「ムーンナイト」の時系列ははっきりしないが、もしかしたらミッションに訪れていたバッキー、サム、ジモと同じ場所に居合わせていたり、パワー・ブローカーと接触していたりといった意外な事実があるかもしれない。

なお、セリフの中で地名に言及し、過去に何かがあったことを示唆する手法といえば、『アベンジャーズ』でブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフとホークアイ/クリント・バートンが複数回交わした「ブダペストの思い出」がある。これは後に映画『ブラック・ウィドウ』(2021)でも語られることとなったが、果たして「ムーンナイト」のマドリプールでの過去が今後明かされる事はあるだろうか。第3話まで、他のマーベル・シネマティック・ユニバースとのクロスオーバー要素は控えめに進む「ムーンナイト」。マドリプールを通じて「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と物語が交錯する可能性もあるかも?

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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