「ムーンナイト」ハルクとのチームアップが提案されていた ─ 多重人格キャラのタッグ、「ブっ飛んだアイデア」と監督

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ムーンナイト」で共同監督を務めるモハメド・ディアブが、興味深い裏話を明かしている。いわく、主演のオスカー・アイザックがムーンナイトとハルクのチームアップを提案していたというのだ。
「ムーンナイト」は、“暴力と残虐性に満ちた”マーク・スペクターという人格を宿した温厚な男、スティーヴン・グラントを主人公に描くシリーズ。米ScreenRantの取材に応じたディアブが、「ムーンナイト」で実現したかったという斬新なアイデアについて語っている。
「オスカーが、ハルクとチームアップするアイデアを提案したんです。ある意味、二重人格のキャラクター2人が関わり合うのはブっ飛んだアイデアですよね。4人の間で人格が行ったり来たりするのを想像するだけでも楽しいです。すごく興味深いでしょうね。マーク・ラファロが好きですし、(MCUの)みんなが大好きですが、この2人の関わり合いはすごく面白いかもしれないですね。」
「ムーンナイト」の主人公はスティーヴン・グラントとマーク・スペクターという人格を持ち、対するハルクは天才科学者ブルース・バナーの化身だ。ひとたびハルクに変身したら怒りがコントロール不能になってしまうため、いわばブルース/ハルクという2つの人格を持ったキャラクターだと言える。ところが『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、ブルースはハルクをコントロール出来るようになっている。このコラボレーションが実現したら、ムーンナイトは別人格の制御の仕方をハルクからレクチャーしてもらうことができるかもしれない。
ちなみにディアブは以前、「ムーンナイトは今後10年はMCUに登場する」と持論を展開していた。将来的にムーンナイトとハルクのタッグが実現する可能性は十分に残されている。
「ムーンナイト」は、ディズニープラス(Disney+)にて毎週水曜日に新エピソードが配信中。
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Source:ScreenRant