『モービウス』予告編の「俺はヴェノムだ」、ジャレッド・レトのアドリブだった ─ 「即興は本当に楽しい」

米ソニー・ピクチャーズ製作『ヴェノム』シリーズに続く、マーベルの新たなるヴィラン映画『モービウス』。その予告編には、モービウスが「俺はヴェノムだ」と言うセリフがフィーチャーされているが、同シーンを巡る裏話を主演のジャレット・レトが語っている。
『モービウス』は、幼い頃から患っていた血液の難病を治すべく、コウモリの血清を投与するという危険な治療法を自らに施す、天才的頭脳を持つ医師マイケル・モービウスの運命が描かれる。予告編の問題のシーンではヴァンパイアのような存在に変身したモービウスが、誰かに向かって「俺はヴェノムだ」と不気味にジョークを言い放つ。そのシーンについて、米Comicbook.comの取材でレトが言及している。
「あのセリフは、あの日に撮影現場で即興で作りました。アドリブがたくさんあったんですが、即興は本当に楽しいです。その瞬間に言葉が出て来て、結果的にそれを使うことになりました。僕たちと同じように、みんなが楽しんでくれたのが嬉しいです。」
『ヴェノム』も『モービウス』も、米ソニー・ピクチャーズが製作するソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)に属している作品だ。このような繋がりがあるからこそ、レトは“ヴェノム”の名前を瞬間的に思い浮かべたのだろう。もしかしたら近い将来、ヴェノムとモービウスのクロスオーバーが実現する可能性もあるかもしれない。
なお、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における『モービウス』の位置づけはハッキリしていないが、レトは「スパイダーマンと一線を交えたい」ともコメントしていた。また、ロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマンとのクロスオーバーも希望しているようだ。
映画『モービウス』は全国公開中。
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Source:Comicbook.com