マーベル『モービウス』新予告編が公開 ─ 『ヴェノム』に続く、スパイダーマンの新たなるヴィラン映画

『ヴェノム』に続く、マーベルの新たなるヴィラン映画『モービウス』より、最新の予告編映像が公開された。合わせて、場面写真4枚も届けられている。
「この治療は呪いだ──。」生きるため自ら実験台となり施した治療法により、天才医師マイケル・モービウスが悪へと堕ちる。
天才的頭脳を持つ医師マイケル・モービウスは、幼い頃から患っていた血液の難病を治すべく、コウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法を自らに施す。その結果、人間を超越するパワーを手に入れたモービウス。しかし同時に、彼の中で抑えきれない血への渇望が目覚めるのだった。

まるで生まれ変わったようなモービウスを見て、同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育ったマイロ(マット・スミス)は、その治療法を自分にも施してほしいと懇願する。しかしモービウスは、マイロの死に怯える恐怖をわが身のように理解しながらも、親友にまでその代償を負わせたくない思いからそれを拒む。そしてモービウス自身も、それでも命を救う医師でありたいと内なる葛藤に苦しむが、抑えきれない血への渇望が次第に彼を飲み込んでいく…。
モービウスの舞台は、スパイダーマンと同じくニューヨーク。コウモリの血清を体内に取り入れ覚醒したモービウスと、蜘蛛に噛まれ覚醒したスパイダーマン。今予告映像でモービウスが地下鉄を超高速飛行したり、周囲の危機を瞬時に感知するなどその能力は似ているが、ヒーローとヴィランという対局の存在であるが故に、それは似て非なるものである。
さらに『スパイダーマン:ホームカミング』に登場したヴィラン、バルチャー/エイドリアン・トゥームス(マイケル・キートン)が再び登場し「モービウス先生、あなたは特種なんだ。過去の理性は捨てろ、現在の本能に従え」と意味深な台詞を放つ。原作コミックではスパイダーマンの宿敵とされるモービウスと、スパイダーマンの繋がりが本作では描かれているのか。劇場で確かめてほしい。主演は、徹底した役作りで知られるアカデミー賞受賞俳優のジャレッド・レトだ。

映画『モービウス』は2022年4月1日(金)に日米同時公開。
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