故ヴァル・キルマーがAIで蘇った映画の予告編が公開 ─ 生前に出演予定だった役、AI技術で完成

故ヴァル・キルマーが、AIによって蘇った……。2025年に亡くなったキルマーの“出演最新作”となる映画『As Deep as the Grave(原題)』の予告編映像が公開された。
「死を恐れるな、そして私を恐れるな」と、キルマーは映像で語りかけている。
『As Deep as the Grave』は、1920年代を舞台に、考古学者アン&アール・モリス夫妻の物語を描く作品。この題材に共感していたキルマーは生前、ネイティブ・アメリカンの精神性を備えたカトリック司祭、ファーザー・フィンタン役として参加する予定だったが、体調悪化により撮影に加われなかった。
製作陣は、キルマーが演じる予定だったキャラクターなしで撮影を進行。その後、遺族および遺産管理団体の正当な許可を得て、AIを用いたかたちで役柄を完成させた。この役は本作における重要なもので、本編中の実に1時間以上にわたって登場するという。
なお本作には、『ハリー・ポッター』ドラコ・マルフォイ役でお馴染みのトム・フェルトンほか、アビゲイル・ローリー、ウェス・ステューディ、アビゲイル・ブレスリンらも出演。現時点では2026年内の米公開が見込まれている。
『トップガン』シリーズなどで知られるヴァル・キルマーは2025年4月1日に肺炎のため65歳で逝去した。生前、咽頭がんで声を失っていたキルマーは、AI技術を用いて自身の声を再生させるプロジェクトにも積極的だった。


























