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「ミズ・マーベル」カマラ役を支えたのはブリー・ラーソンだった ─ リアルな師弟関係、「問題発生の度に連絡した」

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新シリーズ「ミズ・マーベル」が遂に配信開始となった。主人公のカマラ・カーンはアベンジャーズ最強クラスのキャプテン・マーベルをメンターと仰ぐ夢見がちな女子高生。『キャプテン・マーベル』(2019)の続編『ザ・マーベルズ(原題)』への登場もすでに決まっており、キャプテン・マーベルとカマラのリアルな師弟関係が生まれるのかにも注目が高まる。

カマラ役を演じたのは、2002年生まれ20歳目前のイマン・ヴェラーニ。本シリーズが俳優デビューという大抜擢に、分からないことだらけの撮影現場だったそうだが、そんなヴェラーニを支えた人物こそ、キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンだったという。ヴェラーニは米Varietyに、ラーソンとのやり取りを振り返っている。

「彼女は素敵すぎました。私はシャイで、彼女に聞きたいこと全部がバカバカしいなって感じていたんですけど、そういう風には感じさせないように振る舞ってくださって。存在自体が暖かくて、Zoomでのやりとりで仲良くなって、彼女の経験をお話してくれました。“もしあなたのママが私のママに話したいことがあるなら、ぜひやりましょう。あなたが必要なら何でも”という風にも。現場で問題が起こるたびに、彼女に連絡しました。どんなに馬鹿げていたり小さかったりする質問にも、彼女は何でも答えるようにしてくれていました。」

ヴェラーニいわく、ラーソンとのファーストコンタクトは『ザ・マーベルズ』のメイン情報が解禁された2020年12月。米ディズニーの投資家向けイベント「Disney Investor Day 2020」では、同作の米公開日とヴェラーニ含む新キャストが発表された。ヴェラーニによると、『ザ・マーベルズ』への出演を知ったのはケヴィン・ファイギによって発表される直前のことだったという。

「ディズニーの投資家向けカンファレンスの日に、全てが発表されたと思うのですが、その日は夜の撮影でした。『ザ・マーベルズ』のキャストが発表されるすぐ前、ディズニーのPR担当の方から連絡をいただいて、それからブリー・ラーソンやプロデューサーたちからも一斉にテキストが届きました。私が映画にも出るんだって。その後すぐにスクリーン上でも発表されていましたね。私は“ありがとうございます”って感じで。」

その日以来、ラーソンとの関係性はヴェラーニが先で語った通りだが、そんな2人のツーショットを捉えた写真が話題となっている。公開したのは、ラーソン本人。「ミズ・マーベル」配信開始のタイミングにあわせ、ラーソンは「最初にZoomした時から、彼女は最高のマーベルになると確信してました」とTwitterに綴り、微笑ましいセルフィーを添えている。

2人が公の場で再会するのは、『ザ・マーベルズ』公開(米:2023年7月28日)前に行われるプロモーションの時だろう。そして劇中では、「ミズ・マーベル」を経て成長したカマラと勇ましいキャプテン・マーベルが対面することになるかもしれない。

ドラマ「ミズ・マーベル」は毎週水曜日16時ディズニープラスにて独占配信。

Source: Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。