Netflix「バイオハザード」ウェスカー役が打ち切りに初コメント ─「素晴らしい作品を作った」

2022年7月14日に配信開始となったNetflixシリーズ「バイオハザード」が、シーズン1をもってキャンセルとなることが伝えられた。この度、アルバート・ウェスカーとしてキャスティングされたランス・レディックが打ち切りに対する思いを明かしている。
ゲーム版の世界観を継承した本作では、シリーズでおなじみのアルバート・ウェスカーが重要人物および主人公のひとりとして登場。配信開始前には、このドラマがゲームのカノンであり、ウェスカーが復活を遂げた理由にも迫る物語と予告されていたことから、ファンの間では大きな話題を呼んでいた。しかしシーズン1の配信後、視聴数は思うように振るわず、批評家および視聴者からの評価もまた手厳しいものであった。
A special thank you to all the fans who watched #ResidentEvilNetflix, the showrunners, my castmates, executives and more. We worked our asses off and had a great time. pic.twitter.com/A98aQVuA7t
— Lance Reddick (@lancereddick) August 27, 2022
費用対効果の関係性から、わずか1ヶ月半ほどで見切られる形となってしまったドラマ「バイオハザード」。シーズン1のメインキャストであるランス・レディックは、Twitterを通して直接、「私たちがやってきたことへの理解を示してくれた」世界中のファンをはじめ、共に作品を作り上げた出演者や製作陣一人ひとりの名前をあげながら感謝の言葉を贈っている。さらには、「私たちは一生懸命仕事に向き合い、素晴らしい時間を過ごしました」と撮影を振り返りながら、「素晴らしい作品を作りました」とも寄せた。

かねてより脚本・製作総指揮のアンドリュー・ダブは、ドラマのシリーズ化に期待を寄せていた。ゲームシリーズからジル・バレンタインやクレア・レッドフィールド、ドミトレスク夫人などを登場させる構想も明かしていたが、それも今では叶わなくなってしまったのである。
Netflixシリーズ「バイオハザード」は独占配信中。