ヘレナ・ボナム=カーター&ピアース・ブロスナン、ラブコメ実話映画で共演 ─ 巨匠作家と名女優の恋、再燃するか

『ハリー・ポッター』シリーズや『オーシャンズ8』(2018)などのヘレナ・ボナム=カーター、『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役で知られるピアース・ブロスナンが、新作ロマンティック・コメディ映画『Not Bloody Likely(原題)』で共演する。米Deadlineが報じた。
本作で描かれるのは、アイルランドの劇作家ジョージ・バーナード・ショーが代表作『ピグマリオン』を執筆したあとの1914年に起こった実話。『ピグマリオン』はのちに『マイ・フェア・レディ』としてミュージカル化・映画化される名作だが、そのロンドン公演の主人公に、ショーは名女優のパトリック・キャンベルを起用すると決意していた。実は、ショーとキャンベルは以前愛し合った仲。このキャスティングは二人の愛を再び燃え上がらせるのか、それとも……。
ショー役のピアース、キャンベル役のヘレナは、ともにシリアスなドラマからコメディまで自在にこなすベテラン。この強力タッグ作の脚本・監督は、『新しい人生のはじめ方』(2008)のジョエル・ホプキンスが務める。ピアースとは『ラブ・パンチ』(2013)でタッグを経験済みだ。プロデューサーは『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016)のアダム・ローストン&デヴィッド・ブレイスウェイトが担当し、「これぞまさしく今の世界が求める映画。心地よい物語で笑わせ、泣かせます」と自信をにじませた。
映画『Not Bloody Likely(原題)』は2021年春、イギリスにて撮影予定。
Source: Deadline