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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は前作『ファー・フロム・ホーム』から文字通り直結、トム・ホランド&ケヴィン・ファイギが認める

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の物語が、前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)から直結していることがわかった。スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランド、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが認めている。

この記事には、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』本編の描写に関するネタバレが含まれています。

『ノー・ウェイ・ホーム』の公開を控え、テレビ番組「The Graham Norton Show」に登場したトムは、本作のオープニングについてこう述べている。

「この映画がクールなのは、2作目(『ファー・フロム・ホーム』)が終わった直後から始まるところ。2作目はスパイダーマンのコマ止めで終わりましたが、3作目は同じコマ止めから始まります。」

トムが指しているのは『ファー・フロム・ホーム』のミッドクレジットシーン。街頭の巨大ビジョンに登場したデイリー・ビューグルのJ・ジョナ・ジェイムソンが紹介した映像には、ミステリオが「スパイダーマンの正体はピーター・パーカーだ」と断言する瞬間が映っていた。映像を目の当たりにしたスパイダーマンが、頭を抱えて“What the fu…”と言いかけたところでエンドクレジットが再開される。

また米Colliderによると、MCU版『スパイダーマン』シリーズのプロデューサーであるケヴィン・ファイギも同様のコメントを発しているという。

「『ノー・ウェイ・ホーム』は『ファー・フロム・ホーム』の直後から始まります。あの瞬間の直後から始めたい、とずっと考えていました。ようやく実現できるわけですが、ピーターにとってはいいことではありません。」

MCU版『スパイダーマン』3部作は、ひとまず今回の『ノー・ウェイ・ホーム』をもって完結する。今後、トム・ホランド演じるスパイダーマンが再登場する可能性は大いにあるものの、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)に始まった物語はいよいよ幕を閉じるのだ。鑑賞に先がけて、まずは最低限、『ファー・フロム・ホーム』を確実に復習しておきたい。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)公開。

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Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。