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【ネタバレ】「オビ=ワン」最終話、ラスト解説 ─ 衝撃の結末とサプライズ、あなたの評価は?

オビ=ワン・ケノービ 第6話
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

この記事には、「オビ=ワン・ケノービ」第6話のネタバレが含まれています。

「オビ=ワン・ケノービ」、クワイ=ガン・ジンがサプライズ登場

「オビ=ワン・ケノービ」第6話のラストシーンでは、タトゥイーンの砂漠を放浪するオビ=ワンのもとに、フォース・ゴーストの背中が出現。かつてのマスター、クワイ=ガン・ジンだ。『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)のリーアム・ニーソンが続投する大サプライズだった。

クワイ=ガンは生前と変わらぬ飄々とした調子で、「だいぶ時間がかかったな」と弟子をからかう。実はクワイ=ガンのフォース・ゴーストは絶えず存在しており、これまで登場しなかったのは、単にオビ=ワンには「まだ見えなかった」かららしい。

型破りな性格で知られ、生けるフォースの意志に従う道を常に探究していたクワイ=ガンといえば、死後フォースと一体化するというジェダイ究極奥義を開発した張本人。後のエピソードで、オビ=ワンやヨーダ、アナキンやルークが霊体となって新世代の希望を見守ることができたのは、すべてクワイ=ガンの研究によるものだったのだ。

クワイ=ガンはここで「行こう 先は長いぞ」と誘い、オビ=ワンはタトゥイーンの渓谷へと向かっていく。おそらく、オビ=ワンはこれから9年かけてフォースと一体化する術を学んでいくのだろう。

嬉しいカメオ出演を果たしたリーアムだが、これまで出演の噂を全て否定してきたから、ファンは「やられた!」と膝を打っただろう。リーアムは1年前にも「私は出ません。連絡をいただいていません」と答えていたし、それ以前には、『スター・ウォーズ』の事情を追ってすらいないと話し、「完結しているかどうかも知らない」と興味なさげな様子も見せていた。いやはや、さすがは役者というべきか。

「オビ=ワン・ケノービ」あなたの感想は?

クワイ=ガンのカメオや、レイアやルークの登場、そしてダース・ベイダーとの再戦など見どころが続いた「オビ=ワン・ケノービ」。期待の高いシリーズだっただけに賛否あるが、続編を望む声もある。本作はあくまでもリミテッド・シリーズではあるものの、ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケンディは「もしも反響があれば」と何らかの形での継続にはオープンだ。

ひとまずヘイデン・クリステンセンのダース・ベイダーは、ドラマ「アソーカ(原題)」にも再登場予定。配信時期は未定だが、すでに撮影は開始されている。なお、『スター・ウォーズ』実写次回作は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャラクターの前日譚ドラマキャシアン・アンドーで、2022年8月31日にディズニープラスで配信予定。「オビ=ワン・ケノービ」は全6話だったが、「キャシアン・アンドー」は全12話だ。

さて、あなたにとっての「オビ=ワン・ケノービ」はどんな作品だっただろうか?

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。