『オーシャンズ11』続編の脚本が存在、ジョージ・クルーニーが明かす ─「『ジーサンズ はじめての強盗』みたいな感じ」

『オーシャンズ』シリーズの続編にあたる新作映画の脚本が存在することがわかった。ダニー・オーシャン役で主演を務めたジョージ・クルーニーが明かしている。
『オーシャンズ11』(2001)は、11人の犯罪スペシャリストたちがラスベガスのカジノから強盗をやってのけるケイパー映画。2004年には第2作『オーシャンズ12』、2007年に第3作『オーシャンズ13』が製作。2018年にはクルーニー演じるダニー・オーシャンの妹デビーを主人公とする『オーシャンズ8』が公開された。
以降、シリーズからは続編の進捗が聞こえてこなかったが、このたびクルーニーが米Uproxxとの取材で重大発言。「『オーシャンズ』新作の、とても良い脚本が出来上がっています」というのだ。「もしかしたらもう1作やることになるかもしれません。本当に素晴らしい脚本なんです」と続けている。
そうなると続編は『オーシャンズ14』というタイトルになるかと思いきや、クルーニーは「どうでしょう……そうは呼びたくないです」と語っている。「『ジーサンズ はじめての強盗』みたいなアイデアなので」。モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンが主演を務めた『ジーサンズ はじめての強盗』は、タイトルの通り、老後を過ごす“爺さん”たちによる強盗映画。勤めていた企業からの年金が停止されたことをきっかけに、“はじめての強盗”に手を染めることになる。
もし続編が実現すれば、強盗から足を洗ったダニーやラスティが再び集結し、大掛かりな盗みを計画することになるのかもしれない。復帰するオーシャンズのメンバーたちも気になるところだ。
ちなみに、シリーズで凄腕のスリ師ライナスを演じたマット・デイモンは以前、「『オーシャンズ13』の撮影を終えたちょうどその日から、『オーシャンズ14』への準備は出来ていますよ」と意欲を見せていた。バシャー役のドン・チードルも、監督を務めたスティーヴン・ソダーバーグと続編の話をしたことを明かしていた。
なお、『オーシャンズ』シリーズからは『バービー』(2023)のマーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングのW主演で前日譚映画が企画中。1960年代を舞台に、ダニー・オーシャンの両親を描くものとされている。クルーニーはロビーとゴズリングが両親役を演じるという噂に、「納得です」とお墨付きのコメントを残していた。
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Source:Uproxx