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『マッドマックス:フュリオサ』は『怒りのデス・ロード』時から構想していたと監督 ─ ド迫力のティザービジュアル公開

マッドマックス:フュリオサ
(C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

『マッドマックス』シリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』より、ド迫力のティザービジュアルが公開された。主演のアニャ・テイラー=ジョイやクリス・ヘムズワース、ジョージ・ミラー監督が降臨したブラジルコミコン大熱狂の様子も到着している。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でもおなじみ、“出陣”のためにエンジンオイルで目の周りを黒く塗った勇ましいフュリオサの姿が印象的な本ビジュアル。アニャ演じる若きフュリオサの見つめる先には、一体何が映っているのか。新たなキャラクターとして注目を集める、ヘムズワース演じるディメンタス将軍の腰元には、銃と共にクマのぬいぐるみのようなものが……。一体彼はどんなキャラクターなのか、その謎は深まるばかり。

ほかにも、前作で悪役ながら強烈な存在感と圧倒的カリスマで多くのファンを魅了したイモータン・ジョーや、白塗りが印象的なイモータンの私設軍隊「ウォーボーイズ」など、ファンにはおなじみの面々も。早くもフュリオサの物語に期待が高まるビジュアルは必見だ。

マッドマックス:フュリオサ
(C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

US版予告編映像が初お披露目となったブラジルコミコンでは、ファンたちによる熱烈歓迎の中、アニャ、ヘムズワース、ミラー監督の3人がステージに登場した。監督を務めたジョージ・ミラーは「フュリオサの物語は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』撮影時からありました。『怒りのデス・ロード』がうまく行けば、次は『フュリオサ』と考えていました。やっと、ここまで来ました」と、念願の企画であったことを告白。「今回のフュリオサの物語は『怒りのデス・ロード』の15年前を描いていて、色々な乗り物とか『怒りのデス・ロード』で見た多くのものが登場します。物語は、互いに戦うに値すると信じる主人公と敵対者を求めていく。作品を観てもらえば、それがそこにあるという私の意見に同意してくれると思います」と、自信をのぞかせた。

マッドマックス:フュリオサ
(C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

若きフュリオサに大抜擢されたアニャは「アクションシーンを演じることにワクワクしました。監督から最初に、“アクションを全部自分でやることに抵抗はないか”と聞かれたので、“コーチをつけて欲しい、全部自分でやりますから”と答えました。スタントチームが温かく迎え入れ、段取りを丁寧に教えてくれましたが、あれは“荒っぽいライド”でした」と、興奮気味にコメントした。

ヘムズワースは「『マッドマックス』の物語はオーストラリアで生まれて、45年もの間語られてきました。僕は子供の頃、俳優になるずっと前に『マッドマックス』を観て、あの空間にいたいと思ったものです。興奮を求める、あのクリエイティブな旅に、あの混乱の世界の一部になりたいと思ったのを覚えています。今ここにこうして、この映画に関われたことは、夢が叶ったということなんです」と、いち『マッドマックス』ファンとしても興奮を隠せない様子だ。

マッドマックス:フュリオサ
(C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

2015年に公開され、そのリアルで圧巻なノンストップ・カーアクションが映画の歴史を変えた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。石油も、水も尽きかけた世界。愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス(トム・ハーディ)と、資源を独占し恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の自由への逃走劇は世界中で大ヒットした。

そんなフュリオサの新たな物語が明かされる『マッドマックス:フュリオサ』は、2024年に日本公開予定。シャーリーズ・セロンからフュリオサを引き継いだのは、「クイーンズ・ギャンビット」や『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャ・テイラー=ジョイ。繊細で痛みを抱えるキャラクターを力強い目と優美なルックスでパワフルな人間らしいキャラクターに昇華する演技力を持ち合わせ、2023年の大ヒット作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではピーチ姫の吹き替えも担当するなど、今ハリウッドの最旬な俳優だ。

共演には『アベンジャーズ』シリーズで日本でも大人気のクリス・ヘムズワース。監督は、1979年に公開された『マッドマックス』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』までの4作品の創始者であり、国内外の多くのクリエイターや作品に影響を与えた巨匠ジョージ・ミラーが続投した。

舞台となるのは、世界の崩壊から45年後の世界。家族から引き離された若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)の、人生を懸けて故郷へと帰ろうとする“修羅の道”が描かれる。彼女はウォーロード・ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)率いるバイカーの大群の手に落ち、荒地で戦いに明け暮れる男達と行動を共にしていくうちに、城塞都市に君臨するイモータン・ジョーと出くわすのだった。

数々のアクションシーンには、イモータン・ジョーに馴染みの改造車や彼を神のように崇拝する私設軍隊のウォーボーイズが映し出される。ディメンタス将軍とイモータン・ジョーによる、水、緑、石油、土地の覇権を巡る争いから、フュリオサが数々の試練と故郷への道を探す姿が描かれていく。

監督・キャスト陣共に並々ならぬ思いで作り上げたフュリオサの物語。いまだ謎に包まれたキャラクターや、シリーズ最大の見どころである過酷なリアルアクションの数々、荒廃した砂漠の大地で繰り広げられる究極のスリルライドは、どのような仕上がりになっているのか。

映画『マッドマックス:フュリオサ』は2024年全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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