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『スカイライン』監督がサメ映画撮る ─ 海底沈没船に幽閉、サメに囲まれて

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なんでもアリなSF映画『スカイライン』シリーズのリアム・オドネル監督が、新たにサメ映画『The Wreck(原題)』を手がけることがわかった。米Varietyが伝えている。

カリブ海のスキューバダイビングで再会した、かつての恋人や大学時代の仲間と兄弟の4人。沈没した第二次世界大戦時の戦艦を探索中、そこに閉じ込められてしまったことに気づく。錆びた金属に阻まれた海底の迷宮、そこでホオジロザメに包囲されて……。

オドネル監督は、『スカイライン』シリーズ第1作の『スカイライン -征服-』(2010)で脚本を手掛けた後、続く『スカイライン -奪還-』(2017)『スカイライン -逆襲-』(2020)では監督・脚本を担当。地球を襲ったエイリアンと人間との共闘&戦闘を描き、SFファンの間で熱烈な支持を受けている。

オドネルも既に気合十分で、「美しき海底の難破船で、ホオジロザメが知的で愉快で豪華な人々を細切れにしようとするんですよ、絶対行きたいですよね」とコメント。脚本は、地獄の刑務所をムエタイでのし上がったボクサーを描いた実話作『暁に祈れ』(2017)のニック・サルトリーズで、オドネルはこの脚本を「ホオジロザメの恐怖ライド」と絶賛している。撮影は2021年9月よりマルタで開始予定。『海底47m』(2017)などサメ映画のベテラン撮影監督マーク・シルクが帯同する。

『スカイライン』シリーズでは、(いい意味で)ぶっ飛んだストーリー展開を見せてくれたリアム・オドネル監督。2021年3月のTHE RIVERとのインタビューでは、『ジョン・ウィック』『Mr.ノーバディ』デレク・コルスタンド脚本の新作や『スカイライン』4作目に向けての動きも話していたが、はじめにこのサメ映画に取り掛かることになりそうだ。7月のカンヌ国際映画祭でバイヤーに向けて企画説明の場が設けられるという。

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Source:Variety,Altitude Film

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。