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Netflixドラマ「バイオハザード」ウェスカー役決定 ─『ジョン・ウィック』ホテルコンシェルジュ役が演じる

ランス・​レディック
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/4842387035/ | Remixed by THE RIVER

実写版ドラマシリーズ「バイオハザード(原題:Resident Evil)」が、Netflixにて現在進行中だ。この度、アルバート・ウェスカー役をはじめとする俳優陣が一部発表された。

ウェスカーは、ゲーム『バイオハザード』シリーズでおなじみのキャラクター。S.T.A.R.S.アルファチームのリーダーであり、シリーズの黒幕でもある。そんなダークヒーロー的存在を演じるのは、『ジョン・ウィック』シリーズや『エンド・オブ・ステイツ』(2019)などのランス・レディック。『ジョン・ウィック』ではコンチネンタル・ホテルのコンシェルジュ、シャロン役として知られる。ウェスカーはゲームでは白人の設定であったが、このたびのドラマ版では黒人として描かれることになるようだ。

そのほかキャストとしてアナウンスされたのは、「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」(2018-2020)アデライン・ルドルフ、「ニックのいたずら」(2019)シエナ・アグドン、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)パオラ・ヌニェス、『ベビーシッターのモンスターハンティング・ガイド』(2020)タマラ・スマート、『チャーリーズ・エンジェル』(2019)エラ・バリンスカ。この5名の役どころについては発表されていない。

ゲーム『バイオハザード』を原作とした本作は、ふたつの時間軸で展開される新たなオリジナルストーリー。最初の時間軸は、14歳のジェイドとビリーのウェスカー姉妹が、ニューラクーンシティに移り住むところから始まる。ウェスカー姉妹はこの素晴らしい人工企業都市で青春を謳歌するが、次第に街の実態に気づき始め、父親が何か隠しているのではないかと疑念を抱くようになる。それが世界を破滅へと導く危険な秘密だとは知らずに。

もうひとつの時間軸は、それから10年以上経った未来の世界。地球上の人類は今や1500万人足らずとなり、T-ウィルスに侵された人間や動物が60億を超える怪物となって地上を埋め尽くしている。この新たな世界で、30歳になったジェイドは、生存を賭けて戦う一方、妹や父親、そして彼女自身を取り巻く過去の秘密に苦しめられていく。

ショーランナー・製作総指揮・脚本を務めるのは、「スーパーナチュラル」(2005-2020)のアンドリュー・ダブ。また、これまでに「ブレキング・バッド」(2008-2013)や「ウォーキング・デッド」(2010-)などのドラマのエピソード監督を務めたブロンウェン・ヒューズが、第1話・第2話の監督および製作総指揮を担当。製作総指揮にはほか、コンスタンティン・フィルムのロバート・クルツァーとオリヴァー・ベルビン、メアリー・リア・サットンらが名を連ねている。

Netflixでは本作のほか、ゲーム『バイオハザード』をもとにしたドラマシリーズがもうひとつ準備されており、それがCGアニメドラマシリーズ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」(2021年7月8日配信開始)だ。なおNetflix作品とは別に、リブート版実写映画『Resident Evil: Welcome to Raccoon City(原題)』も製作されており、こちらは2021年11月24日に米国公開となる。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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