クリストファー・ノーラン最新作『オデュッセイア』ファーストルックが公開 ─ マット・デイモンが主人公・オデュッセウス役

クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』のファーストルックが公開された。2026年7月の米国公開に向けて、米公式Instagram、Xアカウントが開設されている。
本作は詩人ホメロスによる英雄叙事詩『オデュッセイア』を原作とする、「IMAXフィルムの新技術を駆使して世界中で撮影される神話的アクション大作」。トロイア戦争のあと、イタカの王・オデュッセウスは故郷のイタカをめざし、神々や怪物と出会う危険な旅に出る。ところが、イタカではオデュッセウスは戦死したと思われており、たくさんの求婚者たちが妃・ペネロペイアを尋ねていた……。
発表によると、『インターステラー』(2014)『オッペンハイマー』(2017)に続いてのノーラン組参加となるマット・デイモンが主人公のオデュッセウス役を演じる。撮影は2025年2月よりイタリアやイギリス、モロッコなどで実施されると報じられていたが、すでに本撮影が始まっており、今回の写真がその様子を収めたものか、あるいは衣裳テストなどの模様をとらえたものかはわかっていない。
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出演者はマット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソン、ジョン・バーンサル、ベニー・サフディ、エリオット・ペイジ、ヒメーシュ・パテル、ビル・アーウィン、サマンサ・モートン、ジョン・レグイザモ。
そのほか、『X』シリーズのミア・ゴス、『アリー/ スター誕生』(2018)のラフィ・ガブロン、『死霊のはらわた』(2013)のシャイロー・フェルナンデス、『アンビュランス』(2022)のジェシー・ガルシア、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)のウィル・ユン・リーの出演も最近報じられている。
映画『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』は2026年7月17日に米国公開予定。プロデューサーはエマ・トーマス、脚本はノーラン自らが執筆した。製作・配給はユニバーサル・ピクチャーズ。
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Source: The Hollywood Reporter(1, 2), Variety, Deadline