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『オッペンハイマー』海外最速レビュー、「ノーラン最高傑作」「完璧」との声多数 ─ キリアン・マーフィー、ロバート・ダウニー・Jr.にも絶賛

クリストファー・ノーラン
HellaCinema https://commons.wikimedia.org/wiki/File:DunkirkFilmGearPatrolLeadFull.jpg

『オッペンハイマー』は実にすばらしい達成だ。真実味があり簡潔な脚色、独創的なストーリーテリング、そしてキリアン・マーフィーやエミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr、マット・デイモンら大勢の出演者(ワンシーンだけ登場する人もいる)の繊細な演技。ひとつのツイートやスレッドといった他愛もないもので、この映画のように濃密な作品を語ることは難しいけれど、きわめてシリアスかつ哲学的な大人のドラマであり、『ダンケルク』のような緊張感と興奮がある。そして、“あの瞬間”には畏怖の念を抱きました。」(Lindsey Bahr、The Associated Press)

「『オッペンハイマー』には驚愕しました。最も壮大なスケールで人物を掘り下げ、キリアン・マーフィーによる主演の演技も卓越している。壮大な歴史ドラマでありながら、まぎれもなくノーランの感性があるのです。緊張感、構成、スケール感、驚くべきサウンドデザイン、優れた映像。凄い。」(Matt Maytum、Total Film)

「素晴らしい映画だ。“恐ろしい”という言葉が常に頭に浮かぶ。容赦ないテンポの、異様なまでに細かく、そして入り組んだ歴史ドラマは、ひたすらに積み上げられてゆく。最も驚くべき、また衝撃的な方法で、ノーランのハンマーが振り下ろされるまで。」(Bilge Ebiri、Vulture)

「『オッペンハイマー』について控えめでミステリアスな態度をとるべきか、それとも、私の脳をプルトニウムの原子核のごとく切り裂いた大傑作だと言い切るべきかで迷っています。エンドクレジットの最中、ずっと嗚咽していました。こんな映画は他に思い出せない。」(Robbie Collin、The Telegraph)

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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