『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』ヴィランはミスター・ネガティブ? ─ 噂にゲーム版俳優が反応「チャンスが欲しい」

トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ第4弾『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』では、ミスター・ネガティブがヴィランになる?この噂に、ゲーム『Marvel’s Spider-Man』で同役を演じたステファン・オヨンが興味深い反応を示している。
ミスター・ネガティブは、他人の心の闇を増幅して操作する能力を持つアジア系のヴィラン。ゲームでは、慈善活動家としての表の顔を持ちつつ、犯罪組織のボスとして恐るべき一面を見せ、スパイダーマンと対決した。

2026年公開予定の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』では、このミスター・ネガティブがメインヴィランとして登場するのではないかという噂がささやかれている。「30〜50代のアジア系男性俳優が重要な役どころでキャスティングされている」との海外スクープ情報もあり、ミスター・ネガティブ登場の可能性に一層の注目が集まっている。
この件について、ゲーム版で同役を演じたオヨンが海外インタビューにて言及。ファンの間でミスター・ネガティブが話題に上がっていることに対して「この業界で長年自分の名を確立しようと頑張ってきたので、とても身が引きしまる思いです」「僕の仕事が喜ばれ、楽しんでいただけたことが嬉しいです」と喜びつつ、実写版でも演じるチャンスがあるかについては「上層部次第」と明言を避けている。
「オーディションがあったかどうかは、何も言えません。ただ一つ言えるのは、ビジネス面では、スタジオはビッグネームで世界的に知られた名前を求めているということです。これをどう解釈するかは、あなた次第です。」
もしも実写再演するオファーがあれば「断るわけがありませんよ。ぜひチャンスが欲しいです。僕と僕のキャリアにとって運命的な展開になりそうですよね」と意欲的なオヨン。ただし、「繰り返しになりますが、その可能性はなかなか低いと思います」と控え目だ。仮にキャスティングされるのなら、自分よりももっと国際的な知名度を持つ俳優が起用されるだろうとの考えを伝えている。
ちなみにオヨンはキアヌ・リーブスらにアクション指導を行うほどのアクション達人。トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』でも、潜水ミッションでイーサン・ハントをサポートするクルーの一人として出演している。ミスター・ネガティブ役としても本格的なアクションを見せてくれそうだが……。
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ところでMCUでは、ミスター・ネガティブ登場の伏線がすでに成立している。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、メイおばさんが「FEAST」というボランティア団体を運営していたが、ゲーム『Marvel’s Spider-Man』ではミスター・ネガティブがその運営に携わるのだ。
「ミスター・ネガティブとキングピンの絡みが見てみたい」と、オヨンは実写版における夢の展開を語っている。「ニューヨークの犯罪ボスふたりがクライマックスで対決するんです。可能性は無限です」。
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Source:Spider-Man News