『パディントン3』進捗なし?「無音になった」「何もしていないのかも」とベン・ウィショー

人気児童文学「くまのパディントン」の実写映画版『パディントン』シリーズ第3作『Paddington in Peru(原題)』の製作が決定して久しいが、どうやら現在目立った進捗が見られないようだ。パディントンの声を担当してきたベン・ウィショーが米Colliderのインタビューにて明かしている。
『パディントン』シリーズは、マイケル・ボンド著「くまのパディントン」を原作に、ちょっとドジだけど家族思いで心優しい、マーマレードが大好きなクマのパディントンを描く物語。サリー・ホーキンスやニコール・キッドマン、ヒュー・グラントら豪華キャストを迎えて『パディントン』(2014)と続編『パディントン2』(2017)が製作され、大ヒットを記録している。
3作目は、前2作のポール・キング監督に代わり、イギリス出身のドゥーガル・ウィルソンが監督に就任。前2作と同じくイギリスと、原題『パディントン・イン・ペルー』が示す通りペルーを主要撮影地として2023年に撮影開始予定だと報じられていたが、ウィショーは作品が現在、どのような状況にあるのか把握していないという。
「脚本をまだ読んでいないし、いつ撮影する予定なのかさえ分からないんですよ。そろそろ始まるのかなと思っていたのですが、分からないですね。こういうことはたまにあるのですが、無音になりましたね。今も取り掛かっているところなのかもしれないし、何もしていないのかもしれない。もしくは、僕が知らないだけかもですけど。」
パディントンといえば、2022年6月に、故エリザベス女王の在位70年「プラチナ・ジュビリー(Platinum Jubilee)」の記念企画として、女王陛下とお茶を楽しむ特別コラボレーション映像が公開され、大きく話題となった。女王が逝去した際にもTwitterにて弔辞を送り、国民的人気を誇るキャラクターとしてのウィットを印象付けた。英国はもちろん、世界中で愛されているパディントンの嬉しい知らせがじきに到着することを期待しよう。
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Source:Collider