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新バットマンは『トワイライト』ロバート・パティンソンか ─ DC映画『ザ・バットマン』契約交渉中、ニコラス・ホルトも候補に

ロバート・パティンソン
Photo by Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Robert_Pattinson_Premiere_of_The_Lost_City_of_Z_at_Zoo_Palast_Berlinale_2017_03.jpg

ワーナー・ブラザース/DCコミックス製作、バットマン単独映画の新作『ザ・バットマン(邦題未定、原題:The Batman)』に、ブルース・ウェイン/バットマン役として、『トワイライト』シリーズや『グッド・タイム』(2017)のロバート・パティンソンが出演交渉に入っていることがわかった。米Varietyが報じている。

これまで実写映画でバットマンを演じてきたのは、マイケル・キートンやヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベール、ベン・アフレックら。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)『ジャスティス・リーグ』(2017)のアフレックが2019年2月にバットマン役からの卒業を発表し、ワーナー/DCは新バットマン俳優の検討を続けてきた。

Varietyによると、パティンソンは新バットマン俳優の第一希望として名前が挙がっており、出演契約はまもなく結ばれる見込み。ただし、米Deadlineは『X-MEN』シリーズのニコラス・ホルトも候補者として同じく検討されていると伝えている。パティンソンが有力とみられるが、最終的な結果は続報を待ちたい。

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ニコラス・ホルト
ニコラス・ホルト Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/46797398134/

『ザ・バットマン』の脚本・監督・製作を務めるマット・リーヴスは脚本の最終版を仕上げている最中で、撮影準備(プリプロダクション)は2019年夏にも始まるとみられる。なおVarietyによれば、撮影は2019年後半から2020年初頭にも開始される可能性があるという。

単独映画『ザ・バットマン』はアフレックが脚本・監督・主演を兼任する予定だったが、2017年1月にアフレックが企画を降板。後任を担ったリーヴスは企画を一から再起動し、ブルース・ウェイン/バットマンの若き日を描くストーリーだといわれている。パティンソンは1986年5月13日生まれの33歳(2019年5月17日現在)で、バットマン俳優としては『バットマン ビギンズ』(2005)のクリスチャン・ベール(当時31歳)に次ぐ若さ。なお、ホルトが就任した場合は史上最年少となる見込みだ。

パティンソンは『ハリー・ポッター』シリーズのセドリック・ディゴリー役や『トワイライト』シリーズで世界的に知られるほか、『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(2014)や『グッド・タイム』(2017)、『ハイ・ライフ』(2019)などに出演。今後はクリストファー・ノーラン監督の新作映画(タイトル未定、2020年公開)をはじめ、ティモシー・シャラメ主演『The King(原題)』、ジョニー・デップ&マーク・ライランス共演『Waiting for the Barbarians(原題)』、トム・ホランド&セバスチャン・スタンら豪華キャストによる『悪魔はいつもそこに』などが控えている。

映画『ザ・バットマン(邦題未定、原題:The Batman)』は2021年6月25日に米国公開予定

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Sources: Variety, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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