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サイモン・ペッグ、トム・クルーズは「僕のことが好き」 ─ 仲良しこよしな関係、よく電話もかけ合う

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ジャパンプレミア トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヘンリー・カヴィル、クリストファー・マッカリー監督
©THE RIVER

俳優・脚本家のサイモン・ペッグが、『ミッション:インポッシブル』シリーズで共演しているトム・クルーズとの仲良しこよしな関係性を英The Timesに語っている。

ペッグとトムは2005年の『M:i:III』で初共演を果たしてからの友人同士。ペッグといえば、エドガー・ライト監督によるスリー・フレーバー・コルネット3部作を共にしたニック・フロストと親友であることが有名だが、これに負けないくらいトムとの仲良しエピソードもたびたび披露されている。

このたびペッグは、2023年公開の次回作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で5度目の共演となったトムとの関係性を語っている。トムといえば、同作の撮影現場で新型コロナウイルス感染対策の安全規約を破った製作クルーに激怒する音声データが流出し、その高圧的な態度を非難する関係者の声も報じられていたが、ペッグの話に耳を傾けると、これが誤解であるということがうかがえる。

「もし何かが起きてしまったら、彼(トム)のせいになってしまう。彼はそれを断固として拒むでしょう。もし誰かが謝るかわりに彼を正そうとしたら、その時は彼も“そうか”って言って、僕にウインクをするでしょうね。前に一回、僕もやらかしたことがあって、その時のトムはしかめたような笑顔で、“サイモン、それはしないでくれ”って言ってくれました。彼は何も責めずに威厳を保っているんです。

不快感を与えることなく、それでいて自身の立場をわきまえるトムのプロフェッショナルな姿が垣間見られるエピソードだが、ペッグはさらに、トムの仕事観についても意見。トムといえばそのストイックぶりが有名だが、惜しみないファン対応も高く評価されているところ。これについて、ペッグは「僕だったら、すごくストレスでいっぱいになってしまいますよ」と語り、改めて“俳優”トム・クルーズを褒め称える。「でも彼は平気なんです。彼は、それが自分の映画スターレベルの代償なんだということを理解しています。もしかしたら、彼が最後の映画スターなのかもしれません」。

トムの真面目な一面を語っているペッグだが、プライベートについても。トムとは頻繁に電話をかけ合う仲だというペッグは「彼は僕のことが好きなんです」と話している。「僕が彼を笑わせるのでね。僕だって彼のことを叱るときだってありますし、それだけ正直になれるということです。まあ、彼はそれでもトム・クルーズです。現場にいる時は彼がボスです」。

ペッグは最後に、改めてトムの内面について触れている。新興宗教「サイエントロジー」の信者であることも有名なトムだが、これに伴い生じてきた悪い噂に言及しながら、こう語った。「基本的には全てゴシップですけど、彼は自分に対する人の意見について、相手にすることはしません。彼の信仰心や人柄についての憶測を僕が聞いたら、こう言ってやりますよ。“彼は観客の為に命を懸けているんだよ?”って」。

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Source: The Times

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。