『ザ・バットマン』ペンギンのスピンオフドラマ、2024年後半に配信か

DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)のスピンオフドラマ、「ザ・ペンギン(原題:The Penguin)」の米配信は2024年後半になりそうだ。
本作は、ペンギン/オズワルド・コブルポット(コリン・ファレル)を主人公に、『ザ・バットマン』の約1週間後から始まる物語。撮影は2023年3月より開始されたが、5月に米脚本家ストライキの影響で中断に。スト終結後、米Max(旧HBO Max)配信作品のラインアップ映像にて2024年内の配信が伝えられていたが、具体的な時期は不明であった。
米ComicBookMovie.comによると、米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデヴィッド・ザスラフCEOは第4四半期決算説明会で、人気シリーズのリリース時期に言及。「この先、我々はHBO史上最高のラインナップを揃えている」として、次のように発表したという。
「この次の四半期には『Hacks(原題)』と『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』、次いでDCの『ザ・ペンギン』と『DUNE デューン 砂の惑星』の新シリーズが控えています。そして2025年は『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』の新シーズンで幕を開け、『THE LAST OF US』と『ユーフォリア/EUPHORIA』がこれに続きます。」
ここで言及された「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2は、2024年夏に配信予定。つまり、「ザ・ペンギン」は2024年後半の米リリースを目指しているということだ。なお日本では、U-NEXTでの配信になる可能性が高い。正式な配信日がいつになるかは、続報を待つことにしよう。
現時点で本作のプロットの詳細は明かされていないが、シリーズは全8話構成で、2025年公開『ザ・バットマン Part II(原題)』に繋がるとのこと。ちなみにファレルは以前、「まだゴッサムは水に多少浸かっています。(第1話は)僕の足がファルコーネのオフィスでびしょ濡れになるところから始まる」と少しのヒントを語っていた。
キャストはファレルのほか、ソフィア・ファルコーネ役に『パーム・スプリングス』(2020)クリスティン・ミリオティ、犯罪王サルバトーレ・マローニ役で『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)や「デクスター:ニュー・ブラッド」(2021-)のクランシー・ブラウン。
そのほか「マーベル ランナウェイズ」(2017-2019)のレンジー・フェリズ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2013-2018)のマイケル・ケリー、「エクスパンス -巨獣めざめる-」(2015-2022)のショーレ・アグダシュルー、トニー賞に輝く名優ディードル・オコンネル、「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017-)のマイケル・ゼゲンも出演する。
脚本・ショーランナーは「エージェント・オブ・シールド」などのローレン・ルフラン。第1話~第3話の監督を『ザ・ハント』(2020)のクレイグ・ゾベルが務める。製作総指揮にはルフラン&ゾベル&ファレルのほか、『ザ・バットマン』のマット・リーヴス監督とプロデューサーのディラン・クラークらが名を連ねた。
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Source:ComicBookMovie.com