Menu
(0)

Search

DCドラマ「ザ・ペンギン」は『ザ・バットマン2』へ繋がる ─ 「ほぼ直接関わっている」とショーランナーが予告

ザ・バットマン
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)のスピンオフドラマ「ザ・ペンギン(原題:The Penguin)」は、『ザ・バットマン2(原題:The Batman 2)』に直接つながるシリーズになるようだ。ショーランナー・脚本家のローレン・ルフランが米Entertainment Weeklyに明かした。

「ザ・ペンギン」は、コリン・ファレル演じるペンギン/オズワルド・コブルポットを主人公とした、『ザ・バットマン』の約1週間後から始まる物語。マフィアのボス、カーマイン・ファルコーネ(ジョン・タトゥーロ)不在による「権力の空白」に焦点が当てられる。

ルフランによれば、本作は『THE BATMAN―ザ・バットマン―』と続編『The Batman 2』の「橋渡し役になる」とのこと。「マット(・リーヴス、監督)が計画している映画2作目にほぼ直接的に関わっています」と述べ、映画第1作と第2作をつなぐ役割を担うことを明かした。内部では「バットマン・エピック・クライム・サーガ」と呼ばれているらしく、世界観のさらなる拡大が期待できそうだ。

【特集】アベンジャーズ新章、始動

またルフランは、本作を「『スカーフェイス』の物語です」と表現。『スカーフェイス』(1983)といえば、アル・パチーノ演じる青年が裏組織の頂点に立つ様を描いた名作だ。これになぞらえ「オズワルドが真の頂点に到達する前の物語です」と説明している。

「本作はオズワルドの世界です。街の裏の世界で生きているのです。オズは行動派で策略家。常に信頼できる人間ではありません。とても賢く、理路整然としていますが、非常に衝動的でもある。彼が何をするか予測できないのです。」

「ザ・ペンギン」の出演者はファレルのほか、ソフィア・ファルコーネ役で『パーム・スプリングス』(2020)クリスティン・ミリオティ、犯罪王サルバトーレ・マローニ役で『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)「デクスター:ニュー・ブラッド」(2021-)のクランシー・ブラウンほか。

脚本・ショーランナーは「エージェント・オブ・シールド」などを手掛けてきたルフラン、第1話~第3話の監督は『ザ・ハント』(2020)のクレイグ・ゾベルが務める。製作総指揮にはルフラン&ゾベル&ファレルのほか、『ザ・バットマン』のマット・リーヴス、プロデューサーのディラン・クラークらが名を連ねている。

ドラマ「ザ・ペンギン(原題:The Penguin)」は2024年9月、米Maxにて配信開始。全8話構成。

Source:Entertainment Weekly

Writer

アバター画像
KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly