マーベル映画のパワー・ストーン、タイムラインで歴史を振り返る ─ 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)はこれまで、全6種類を集めると強大な力を放つ「インフィニティ・ストーン」をめぐる壮大な物語が描かれた。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)はそのクライマックスとなったが、『エンドゲーム』に至るまでのMCU全22作品は、「インフィニティ・サーガ」という通称が与えられている。
この「インフィニティ・サーガ」において、6つのインフィニティ・ストーンのうちの一つとして登場したパワー・ストーン。触れたものの肉体はおろか、惑星や文明そのものを破壊するほどの力を秘めた恐ろしいストーンで、この争奪戦は主に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で描かれた。
その後はサノスに奪われ、『インフィニティ・ウォー』や『エンドゲーム』へと連なっていくパワーストーンの足取り。Marvel UK公式Instagramアカウントは、パワーストーンの辿った旅路を、わかりやすいインフォグラフィックス形式でまとめている。
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パワーストーンのタイムライン
太古 〜 2014
- インフィニティ・ストーンが誕生する。
 - セレスティアルズによって使用される。
 - 石を利用する試みが失敗する。
 - 惑星モラグにてオーブの中に納められる。
 
2014
- ネビュラに奪われる(タイムライン分岐)。
 - (2023年から生じたタイムライン)キャプテン・アメリカによって戻される。
 - ピーター・クイルに奪われる。
 - ピーター・クイルが落とす。
 - 一時的にオーブから取り出される。
 - コレクターのミュージアムを破壊するため偶然使用される。
 - ネビュラに入手される。
 - ロナンが振りかざす。
 - ノバ軍の封鎖を破壊するために使用される。
 - ガーディアンズに向けて使用される。
 - ザンダー星を破壊するために使用される。
 - ピーター・クイルに奪われる。
 - ロナンを倒すため、ガーディアンズによって使用される。
 - ザンダー星で保管される。
 
2018
- サノスによってザンダー星から持ち去れる。
 - 全ての生命の半分を消し去るため、サノスによって使用される。
 - サノスによって破壊される。
 
2023
- (2014から生じたタイムライン)生命を取り戻すため、ハルクによって使用される。
 - サノス軍を消滅されるため、トニー・スタークによって使用される。
 - キャプテン・アメリカによって2014年に戻される。
 
欄外
- 別のストーンたち、文鎮として使われる。
 
現在のMCUは、インフィニティ・ストーンをめぐる戦いはひと段落し、次はマルチバースに関するさらに壮大な物語へ進んでいる。気になるのは、ドラマ「ロキ」に登場していた、もはや文房具と化したストーンたちの存在だが……?

							
							
							
							














                                                    






