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『ファントム・スレッド』ポール・トーマス・アンダーソン監督、新作がMGMに移籍へ ─ 『ブギーナイツ』ほうふつ、70年代ロサンゼルスの物語

ポール・トーマス・アンダーソン
Jürgen Fauth https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Paul_Thomas_Anderson_%26_Daniel_Day-Lewis.jpg Remixed by THE RIVER

『インヒアレント・ヴァイス』(2014)『ファントム・スレッド』(2017)のポール・トーマス・アンダーソン監督による新作映画(タイトル未定)が、ユニバーサル・ピクチャーズ傘下のFocus FeaturesからMGMへと移籍するようだ。

Deadlineによると、Focus Featuresは『ファントム・スレッド』に続き、アンダーソン監督の新作映画でも米国配給を担当する予定だったが、現在はMGMとの契約が進められているとのこと。移籍の具体的な理由は不明だが、製作費のトラブルに起因するものではなく、監督の判断があったと伝えられている。なお、Focus Featuresの親会社であるユニバーサル・ピクチャーズは、同じくMGMが手がける『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のように本作の海外配給を担当する可能性があるという。

既報によると、アンダーソン監督の新作は1970年代を舞台に、米ロサンゼルスのサンフェルナンド・バレーで展開する物語。子役スターである高校生を中心に、複数のストーリーが交錯する作品になるという。ちなみにアンダーソン監督が70年代を撮るのは『ブギーナイツ』(1997)『インヒアレント・ヴァイス』に続いて3作目であり、サンフェルナンド・バレーを舞台にするのは『ブギーナイツ』『マグノリア』(1999)『パンチドランク・ラブ』(2002)に続いて4作目。思い入れ深いであろう時代と土地を題材に、今度はどんな作品が出来上がるのか。

ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作映画(タイトル未定)は、新型コロナウイルスの状況を鑑みつつ、できるかぎり早期の撮影開始を予定。アンダーソン監督は脚本・製作を兼任する。

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Source: Deadline(1, 2

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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