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『ミッドサマー』フローレンス・ピュー、しばし女優休業中 ─ 『ブラック・ウィドウ』にも抜擢の注目株

ミッドサマー
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『ミッドサマー』の新進女優フローレンス・ピューは、只今しばしの“女優休業期間”に入っているという。米The Hollywood Reporterのインタビューで自身が語っている。

映画『The Falling(原題)』(2014)でスクリーンデビューを果たしたフローレンスは、『マクベス夫人』(2016)で批評家から絶大な支持を得て一躍有名に。その後『ファイティング・ファミリー』(2019)や『ミッドサマー』などの話題作に次々と抜擢された。なかでも『ミッドサマー』は日本でも大ヒット&高評価を獲得し、その知名度を急激に高めることとなっている着実にキャリアを重ねてきた彼女は、マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『ブラック・ウィドウ』にスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの“妹分”エレーナ役で抜擢。今まさに目が離せない女優の一人だ。

もっともフローレンスは、『ブラック・ウィドウ』の撮影を2019年10月に終えたのち、のんびりとした休業期間に入っている模様。とはいえ、「今は休暇の真っ最中なんです」と話してこそいるが、どうやら彼女自身はなかなかじっとしていられない気質のようだ。

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「もう4年間ぐらい休まずに仕事をしている自覚があります。この2年間、私は何度も休みを取るべきだと自分に言い聞かせてきました。だけど良くないのは、自分の周りで企画が動いていることを知ると、“どうしよう、『ミッドサマー』やらなきゃ”みたいに、いてもたってもいられなくなることですね。そうすると、“フローレンス、あなたこの前まで休みたいって言ってたよね?”って言われるし、結果的に自分のせいなんですけどね。でも今回こそは少し休みたいと思います。」

多忙を極めながらも仕事をこなしてきた弱冠24歳のフローレンス、そのタフさは役柄にも現れているように思われる。たとえば『ファイティング・ファミリー』では、プロレス団体WWEに単身で乗り込み、逆境に立ち向かっていく主人公サラヤ・ジェイド・ベヴィスを見事に演じ切った。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2020年初夏公開)では、現実と葛藤しながらも、夢を強く追い求める四女エイミー役に扮し、第92回アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされている。それにしても彼女自身の語り口から察するに、新たな企画が舞い込んで来ようものなら、すぐにでも仕事復帰することになりそうだ……。

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Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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