フローレンス・ピュー「エレーナは帰ってくる」 ─ マーベル『サンダーボルツ』撮影開始近づく

映画『ブラック・ウィドウ』(2021)でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りを果たしたエレーナ役のフローレンス・ピューが、次回出演作『サンダーボルツ(原題)』の撮影にまもなく入ることを明かした。
エレーナは、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの“妹”として『ブラック・ウィドウ』に初登場した後、ドラマ「ホークアイ」(2021)にも登場。『サンダーボルツ』では、政府の招集を受けて“父”のレッド・ガーディアンらと共にチームを組み、ある任務に挑むことになる。
『サンダーボルツ』は2024年春に撮影開始が見込まれているとあって、現在『デューン 砂の惑星 PART2』の取材ツアーで忙しいピューも、一息つく間もなく現地入りを果たす模様。米Entertainment Tonightのインタビューでは、「取材が終わったらそのままアトランタに出発して、準備を始めますよ」と語っている。「その後もう少しだけ取材を受けたら、いよいよ撮影開始です」。
もともと『サンダーボルツ』の撮影は2023年6月にもスタートする予定だったが、ハリウッドでのストライキにより大幅な延期を余儀なくされた。ピューは「長い間止まっていたので、実現しないのではという気持ちもまだあります」とも語っているが、改めてエレーナの帰還を予告した。
「『ブラック・ウィドウ』を撮影していた時は、次の映画の撮影はすぐに始まるものだと思っていました。それからはずっと(スケジュールが)ぼんやりしていて、いつか行われる撮影を待ち続けていました。それが今ではもう始まろうとしています。非現実的な気分ですが、本当に始まる。エレーナは帰ってきますよ。」
Florence Pugh is giving an update on the filming of ‘Thunderbolts.’ pic.twitter.com/tgzViBO74L
— Entertainment Tonight (@etnow) February 6, 2024
ピューのほか、本作には『ブラックウィドウ』からタスクマスター役のオルガ・キュリレンコとレッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバー、『アントマン&ワスプ』(2018)からゴースト/エイヴァ・スター役のハナ・ジョン=カーメン、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からバッキー役セバスチャン・スタンとUSエージェント/ジョン・ウォーカー役のワイアット・ラッセル、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ役のジュリア・ルイス=ドレイファスが出演。新キャストとして、故ウィリアム・ハートが演じたサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍役でハリソン・フォードも参戦する。
『サンダーボルツ(原題)』は2025年7月25日米国公開予定。
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