『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』米国公開、2021年5月に4ヶ月繰り上げへ ─ マーク・ウォールバーグ&アントワン・フークア最新作は延期

『クワイエット・ プレイス』(2018)の続編映画、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』の米国公開が、2021年9月17日から同年5月28日に繰り上げられることが明らかになった。これと入れ替わるような形で、マーク・ウォールバーグ主演、アントワン・フークア監督による新作映画『Infinite(原題)』が、2021年5月28日から同年9月24日に延期されたこともわかった。パラマウント・ピクチャーズが発表している。
They always say good things come to those who wait. Well… I think we’ve waited long enough.
A QUIET PLACE PART II
MEMORIAL DAY pic.twitter.com/hqkE0YcUj8— John Krasinski (@johnkrasinski) March 5, 2021
パラマウント・ピクチャーズは当初、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』を、2020年3月に米国公開する予定で、同年3月8日には、アメリカ・ニューヨークでワールドプレミアも実施された。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同社は米国公開の延期を急遽決定。その後、米国公開日は2020年9月4日、2021年4月23日、2021年9月17日と変更されていた。そしてこの度、米国公開が約4ヶ月間早まる形となったわけだ。
なお既報によると、本作は米国では劇場公開後から45日後に、パラマウント・ピクチャーズによるストリーミングサービス「Paramount +」で配信されることが伝えられていた。
キャッチコピー「音を立てたら、即死」で話題を呼んだ前作は、米国興行収入1億8,800万ドル、全世界興行収入3億4,000万ドルというスマッシュヒット。音に反応して人間を襲う“何か”の出現で荒廃した世界を舞台に、生き残った家族の奮闘が描かれた。『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』では、母親が産まれたばかりの赤ちゃんと子どもたちを連れ、新たな避難場所を求めて旅に出る……。
一方の『Infinite』は当初、2020年8月7日に米国公開を迎える予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて、2021年5月28日に延期されていた。この度の延期によって、当初の予定より1年以上延びる形となった。
本作は、エヴァン・マイケル(マーク・ウォールバーグ)という“前前世の記憶に脅かされる男”を主人公とする物語。ある日、エヴァンは自分と同じ秘密を抱えた人々が結成した組織「Infinite(インフィニット)」と出会う。1世紀以上にわたって存在してきたインフィニットのメンバーは、転生を繰り返し、前世以前の完全なる記憶を利用して邪悪なる宿敵と戦ってきたという。彼らは統合失調症を患った男性の見る夢から、前世以前の記憶を取り出していたのだ。
『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は、2021年5月28日に米国公開予定。現時点で日本公開は「2021年」と告知されている。『Infinite(原題)』は、2021年9月24日に米国公開予定。
Source: Variety