『スパイダーマン4』サム・ライミ否定 ─ 「過去に戻って復活するのは適切ではない」

トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズで監督を務めたサム・ライミが、長らくファンの間で密かに期待されている幻の『スパイダーマン4』実現の可能性を否定した。
監督最新作『HELP/復讐島』を控えるライミは、『スパイダーマン』(2002)『スパイダーマン2』(2004)『スパイダーマン3』(2007)でトビー・マグワイアと共に現代スーパーヒーロー映画トレンドの礎を築いた。当初は4作目の製作が予定されていたが、創作上の相違によりお蔵入りに。その後、マグワイア版のピーター・パーカーが2021年の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に再登場したことで、時を越えての企画復活説が囁かれるようになった。
『ノー・ウェイ・ホーム』の反響を受け、ライミも「もし『スパイダーマン』の映画を作るとしたら、トビーとやる」と満更でも無い様子だったが、この度はその可能性を否定。マグワイア版のスパイダーマンとキルスティン・ダンストによる恋人メリー・ジェーン・ワトソンは「どこか別の場所に行ってしまった」と米ScreenRantにて最新の心境を語った。
現在はトム・ホランドによるMCU版スパイダーマン映画が展開中で、2026年には最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』も控える。ライミは、シリーズが新たなアーティストを起用し、トム・ホランド版のストーリーが進行しているところなので「過去に戻って、私のバージョンの物語を復活するのは適切ではない」と消極的だ。
さらにライミは、自身の関与はすでに過去のものであり、一時的な寄与であったと振り返る。「スタン・リーの偉大なキャラクター……ニューヨークのマーベルで、たくさんのライターたちがその物語を紡いできた。彼はキャラクターを創造し、多くの人々が貢献し、数多くのアーティストが関わりました。40年続いていたスパイダーマンのコミックに、私は一時的にそのバトンを受け取った。そして3作の映画の後、私は別の誰かにそのバトンを渡したのです」と、自身の役目は終えたと示唆。「彼らはそのストーリーラインと、バトンの継承者を追う観客たちと共に、走り続けることになるのです」と語るライミは、キャラクターの発展を影で見守る立場に転じている。
ライミによる『スパイダーマン4』は期待が持てなさそうだが、監督がスーパーヒーロー映画に舞い戻る可能性は今もある。米ネット掲示板のファン質問企画で「最近のスーパーヒーロー映画をどう斬りますか?」と尋ねられた際には、「私にもっとオファーしてくれないことだ!」と返答しているのだ。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)以来のジャンル復帰が待たれる。
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Source:ScreenRant































