ロバート・ダウニー・Jr.、アイアンマン/トニー・スタークを再演へ ─ Disney+作品「What If…?」で

『アイアンマン』(2008)以来、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を引っ張ってきたロバート・ダウニー・Jr.が、再びトニー・スターク/アイアンマンとして帰ってくる。『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でグランドマスター役を演じたジェフ・ゴールドブラムが認めた。
米BuzzFeedにて、『マイティ・ソー』シリーズの次回作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』にグランドマスターとして再登場する可能性を問われたジェフは、「まさに今その話を(マーベルと)しているところ」と回答。「出られたらいいですね。タイカ・ワイティティは素晴らしい監督だし、親友の一人ですしね」。それから、つい数日前にグランドマスター役を演じたばかりであることを明かしている。
「ディズニーのスタジオに行って、Disney+の『What If…?』という番組のためにグランドマスターの声を収録してきました。マーベルでおなじみのキャラクターが全員アニメになるんです。そこに、グランドマスターとアイアンマンが登場するエピソードがあって。だからロバート・ダウニーも(アイアンマンの)声を演じます。」
MCU初のアニメ作品となる「What If…?(原題)」では、MCU映画の重要な瞬間をフィーチャーし、実際には起こらなかった“もしもの展開”が描かれる。「もしもペギー・カーターに超人血清が投与され、痩せたスティーブ・ロジャースがハワード・スタークのアーマースーツで戦いに加わったら」というエピソードをはじめ、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーがゾンビ化したキャプテン・アメリカと戦ったり、ティ・チャラが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』スター・ロードになっていたりと、さまざまな“もしも”が描かれるのだ。
このたび明らかになったのは、「What If…?」のあるエピソードでは、アイアンマンとグランドマスターにまつわる“もしも”が描かれ、ロバートとジェフが共演するということ。『マイティ・ソー バトルロイヤル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に登場したコーグも登場するといい、ゴールドブラムによれば「タイカの声はもう収録されていた」という。それにしても、トニーがグランドマスターとコーグを相手にするという状況だけで、楽しいエピソードになることは保証されたようなものではないか……。
2019年7月、マーベルが「What If…?」の出演者を発表した際、そこにロバートの名前は含まれていなかった。したがって、ディズニー/マーベル的にはサプライズだった可能性もあるが、ジェフがうっかり喋ってしまったものはしかたがない。逆に言えば、まだ発表されていないキャストの登場も十分にありうることになる。
ちなみにロバート演じるアイアンマンについては、単独映画『ブラック・ウィドウ』(2020年5月1日公開)に再登場するという情報も以前伝えられていた。しかしながら、こちらの真相は不明のままとなっている。
アニメ「What If…?(原題)」は、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」にて2021年夏に米国配信予定。
Source: BuzzFeed