アイアンマン役が「アイアンハート」鑑賞、「一瞬ですべてを理解してくれた」

『アベンジャーズ』アイアンマン／トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.も新作マーベル・ドラマ「アイアンハート」を視聴したようだ。同作にジョー役で出演のオールデン・エアエンライクが“先輩”との交流を語っている。

「アイアンハート」は、『ブラック・パンサー：ワカンダ・フォーエバー』に登場した若き天才発明家リリ・ウィリアムズを描く新シリーズ。マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）内でリリとトニーに直接の関係はないが、原作コミックではトニー・スタークの後継者とされる存在。アイアンマンを模したようなアーマーで戦うこともあり、トニーの意志を注ぐ若者として注目されている。

出演のエアエンライクといえば、映画『オッペンハイマー』でダウニー・Jr.と共演。その縁で、「君たち、会って話さなきゃ」と、撮影終盤でダウニー・Jr.とリリ役ドミニク・ソーンを引き合わせたという。「彼女はある意味、彼の作品の後継者のようなものですから。彼はもちろん、とてもオープンで寛大でした」と、米The Hollywood Reporterに話している。

主演ソーンは、ダウニー・Jr.との対面について「とても温かい言葉をかけてくださった」と振り返っている。「彼がどれだけうれしく感じているか、そして私を応援してくれているかを。私は両手の親指を立てました。自分がアイアンマンを困らせていないとわかって、本当にほっとしたんです」。

その後、ダウニー・Jr.は「アイアンハート」を視聴したそうだ。彼の具体的な評価については語られていないが、エアエンライクは心強いサポートを得ることができたと語っている。「僕が俳優として考えていたこと、心の中に留めておきたかったこと、全てを即座に言葉で表現してくれました。そして、僕が演じながらバランスを取れるように教えてくれました。彼は一瞬で全てをわかってくれた。まさにOGたち言う通りです。この作品を通じて、彼は素晴らしい支えになってくれました」。

ダウニー・Jr.は「アイアンハート」に協力的だ。アメリカの朝番組では動画メッセージにサプライズ登場し、スタジオのソーンと共演者アンソニー・ラモスに「アイアンマンはアイアンハートが大好きだよ」と温かいエールを贈った。

ドラマ「アイアンハート」はディズニープラスにて独占配信中。