ジェレミー・レナー、『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』でのオリジナルメンバー復活に意欲 ─ 「僕はいつでもやる気です」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のホークアイ役で知られるジェレミー・レナーが、来たる『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』での“オリジナルメンバー再結成”に意欲を示した。
2023年正月、自宅付近で巨大除雪車の下敷きとなって瀕死の重傷を負ったレナーは、驚異的な回復を見せ、事故後わずか1年でドラマ撮影に復帰。その後も順調に仕事を再開している。今回、ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に登場したレナーは、司会者から「『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』でGoogle検索したことは?」と聞かれ、「ない、ない、わからない」と笑いながら反応。
もっとも、オリジナルのアベンジャーズ──アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイの6名だ──の再結成にはきわめて前向きに答えた。
「僕はいつでもやる気ですよ。(実現したら)素晴らしい、最高だと思います。僕はまたみんなと一緒にいたいし……だけど、OGだけを戻すのか、それとも60人をまとめて戻すのか……」

いずれにせよ『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でひとつのクライマックスを迎えた以上、オリジナルメンバーの集結がそう簡単でないことはレナーも認識している。再結成の可能性については、「時間が十分に経てばありうるかも」と言いつつ、現実的にはストーリーの問題であることを強調した。
「問題は、物語やストーリーがどうなるかということ。愛すべきキャラクターだし、僕たちは基本的にチームとして23作品を過ごしました。だから、なぜやるのか、どんな物語なのか、あれ以上やる必要があるのか、どう解決するのかが大切。[中略]アベンジャーズを全員集めてくるアイデアとは? なぜ、どうやって、その目的はなにか」
大きな課題のひとつは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で描かれた“スーパーヒーローの死”の克服だ。レナーは「“誰も死んでなかったんだ、最高だ!”と思われるのはいつなのか」とも言っている。「“マルチバースでは死に何の意味もない”という感じになってしまうけれど、僕には感情があるし、誰もがそうだと思う。亡くなった人たちにも思うところがあるだろうし」
そうは言いつつも、レナーの復帰に対する意志は固い。2024年2月の活動復帰直後にも「いつでもやる気」だと述べ、自身の治療中、MCUの共演者たちが見舞いに訪れたことも明かしていた。「仲間でお見舞いに来てくれて、回復中に傍にいてくれた。彼らが僕を必要とするなら、僕は応えますよ」
ちなみに今後、レナーは人気ミステリー映画『ナイブズ・アウト』シリーズの第3作『Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery(原題)』を控えており、同作でサノス役のジョシュ・ブローリンと共演する。別の作品でのMCUメンバーの再タッグも楽しみだが、『アベンジャーズ』でオリジナルメンバーの再集結はいつか叶うのか。誰もが納得するストーリーが発見されることを祈りたい。
▼ アベンジャーズの記事
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は「昔のマーベルの感覚」とキャプテン・アメリカ役 ─ 「ショーを仕切るのは間違いなく彼」と『ブレイブ・ニュー・ワールド』脚本家も期待 アベンジャーズ、再建 『サンダーボルツ*』興収予測がチョット低めな理由 ─ アンチヒーローは一発逆転をかませるか? でも、やるしかない トム・ヒドルストン、ロキ再演に向け「まだ終わっていない」 ─ 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』で帰ってくる ロキは帰ってくる── 『シャン・チー』シム・リウ、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』他キャストは発表まで知らなかった ─ 「トム・ホランドとマーク・ラファロのせい」とボヤき 前科者がいるからね 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』チャニング・テイタム、ガンビット再演とは認めず ─ 「あれは僕の椅子、ガンビットの椅子じゃない」 まさかね
Source: Happy Sad Confused