映画『バイオハザード』キャスト、吹替声優まとめ ─ シリーズ第1作で戦った出演者たち

ハイケ・マカチュ(リサ・アディソン役)

ドイツ出身の1971年生まれ。姓はマカッシュとも表記する。1996年公開のドイツ映画『Männerpension(原題)』で女優デビューし、主に現地での映画やドラマへの出演を重ねた後、『バイオハザード』に出演。1997年の『Obsession(原題)』では、後に『007』ボンド俳優となるダニエル・クレイグと共演しており、一時交際関係にもあったという。
『ラブ・アクチュアリー』(2003)では、アラン・リックマン演じる社長ハリーの誘惑的な秘書ミアを演じて話題に。現在もドイツの映画やドラマを中心に活躍を続けている。
吹替版声優 山川亜弥(ソフト版)
アニメ「ニャニがニャンだー ニャンダーかめん」や、ドラマ「The Hills」、「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」などで吹き替えを担当。
『バイオハザード』の収録については、「事前のVチェックからして、めちゃくちゃ怖かったよぉぉ…」と自身のTwitterで振り返っている。
ジェームズ・ピュアフォイ(スペンサー・パークス役)

1964年、イギリス出身。ロンドンのセントラル演劇学校に入学し演劇に打ち込む。その後、学生時代の演技が高く評価されて、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる『エクウス』『ロミオとジュリエット』『マクベス』『テンペスト』『リア王』の上演に参加することになった。「シャーロック・ホームズの冒険」 (1984-1994)で、ドラマ初出演を果たす。
以降ドラマだけでなく、『ROCK YOU!』(2001)『バイオハザード』(2002)『ジョン・カーター』(2012)『ハイ・ライズ』(2015)などさまざまな映画にも出演するようになる。ピュアフォイはほか、『007 ゴールデンアイ』(1995)のボンド役で、スクリーン・テストを受けたこともあるという。
吹替版声優 江原正士(ソフト版)
スペンサー役の声優を務めたのは、江原正士。実写作品の吹き替えでは、ウィル・スミス、ビル・マーレイ、ウェズリー・スナイプス、ロビン・ウィリアムズ、トム・ハンクスなどを担当している。アニメ作品の代表作としては、「幽☆遊☆白書」黄泉役、「EAT-MAN」ボルト・クランク役、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」土屋博士役、「灼眼のシャナ」アラストール役、「NARUTO -ナルト-」マイト・ガイなど。
コリン・サーモン(ジェームス・P・シェイド役)

1962年、イギリス出身。パンクバンドのドラマーとして活動していたサーモンは、1992年のテレビ映画『第一容疑者2』の端役で俳優デビューを飾る。その後、複数の作品っを経た後、ピアース・ブロスナン主演の『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)のMI6エージェント、チャールズ・ロビンソン役でキャリアを躍進させる。続く『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)でも同役を再演した。『バイオハザード』と『エイリアンVSプレデター』(2004)でポール・W・S・アンダーソン監督と連続タッグを組み、2012年には、『バイオハザードV リトリビューション』でシリーズ再登場を果たした。次回作は、ボブ・オデンカーク主演のハードボイルドアクション『Mr.ノーバディ』(2021年6月公開)。