『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』次回作が早くも検討中か ─『バイオハザード4』『ヴィレッジ』に監督が関心示す

カプコンによるサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』のリブート映画版、『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が2021年11月24日に米国公開される。ゲームに忠実な作品として高い注目を集めている本作だが、どうやらすでに次回作が検討されているようだ。
『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の舞台は、アンブレラ社の拠点として飛躍的に発展を遂げた町、ラクーンシティ。T-ウィルスによりラクーンシティが爆心地と化し、クレア&クリス・レッドフィールドらがアンブレラ社の秘密の人体実験に迫っていく。クレア&クリスのほかには、ジル・バレンタインやアルバート・ウェスカー、レオン・S・ケネディらゲームのメインキャラクターたちも登場する。
『バイオハザード』『バイオハザード2』に基づく物語になっているという本作だが、仮にも次回作の製作が決定した場合、ゲームの何作目を踏襲した物語になるのだろうか。SFXのインタビューにてヨハネス・ロバーツ監督は、「『バイオハザード4』の虜です」としながら、「次回作の一部として取り入れる可能性は十分にありえます」と説明している。『バイオハザード4』はアンブレラ社崩壊後の世界を舞台に、ホワイトハウスのエージェントとなったレオン・S・ケネディの大統領令嬢の探索と脱出を描く作品で、“ホラーゲーム史上最高傑作”とも称される一作だ。
『バイオハザード4』以外の作品としては、『バイオハザード7』『バイオハザード ヴィレッジ』に興味があるようだ。「『バイオハザード』の別の側面として、よりダークで恐ろしい世界が描かれています。そのような側面にも挑戦してみたいと思っています」と監督は説明。そんなシリーズ化に意欲的な姿勢を見せる監督は、「間違いなく話し合いは行われています」と検討中であることも認めている。
映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、2022年に日本公開予定。
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Source: SFX