『007』リアリティ番組に「メディア王」ブライアン・コックス出演決定 ─ 「追い込みのライセンスを持っている」

映画『007』シリーズをテーマとしたリアリティ番組「007:ロード・トゥ・ア・ミリオン(原題:007’s Road to a Million)」に、HBOドラマ「メディア王~華麗なる一族~」ローガン・ロイ役のブライアン・コックスが出演することがわかった。米Varietyが伝えている。
Amazon Prime Videoにて製作・配信される本作は、参加者が賞金100万ポンド(約1.6億円)をめぐって競い合うコンペティション番組。参加者は『007』シリーズに登場した世界の有名ロケ地を舞台に、知性と耐久力を試されるゲームに参加。肉体的にハードな障害物を乗り越えるだけでなく、2人ずつでチームを組み、次なるチャレンジに参加するため、世界各地に隠されたクイズに正解しなくてはならない。映画シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリ&マイケル・G・ウィルソンが製作を務める。
Amazonによると、コックスは本作に‟ザ・コントローラー”として登場。「参加者の運命を左右する謎めいた人物」という立ち位置らしく、「悪役で教養があり、参加者が乗り越えねばならない困難な旅路と問題を楽しんでいる」「彼は1組につき100万ポンドもの賞金を用意しているが、簡単には渡さない。彼は影に潜みながら、すべてを見守り、支配している」と説明されている。「メディア王」で巨大コングロマリットを牛耳るローガン役を演じたコックスにとって、はまり役と言えそうだ。
本作への出演について、コックスは次のように語っている。
「普通の人々が、ジェームズ・ボンドのような冒険にどう対処するのかを見ることができました。彼らが世界中を旅してボンドの象徴的な場所を訪れるにつれ、(番組は)より激しくなり、ハラハラさせます。私は悪役といじめ役の両方を楽しみました。希望に満ちた参加者たちを窮地に追い込むライセンスを持っているのでね。」
「007:ロード・トゥ・ア・ミリオン(原題:007’s Road to a Million)」は、2023年後半にAmazon Prime Videoで全世界独占配信される予定だ。
Source:Variety