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『ロケットマン』本編をチラ見せ ─ タロン・エジャトン演じるエルトン・ジョン、運命の出会い

ロケットマン
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

エルトン・ジョン激動の半生を映画化した『ロケットマン』より、タロン・エジャトン(エガートン)が演じるエルトンが、ジェイミー・ベルが演じる製作パートナーのバーニーと運命的な出会いを果たす本編シーンが届けられた。

レコード会社の公募広告を見て応募したエルトンが、同じ応募者としてレコード会社に紹介された作詞家のバーニ・トーピンと初めて出会うワンシーン。街の小さなカフェで待ち合わせをし、ぎこちない挨拶を交わしながら席についたふたり。お互いの曲や歌詞の感想を、緊張のあまり表面的に語り合うなかで、エルトンの手元にあるひとつの詞の存在に気づいたバーニーが「待って。これは忘れてくれ…」と取り下げようとする。しかしエルトンはそれを引き留めると、「曲を付けた。読んだ途端に曲が浮かんで、音がどんどんあふれ出た。指が追い付かないほど。…そんな経験は?」と、それまで秘めていたバーニーの歌詞に対する想いの丈を吐露。バーニーは照れた様子で「いや、ないな」と否定しつつも、「でも、もっと書ける。送るよ」と、笑顔でエルトンに歌詞を提供することを約束する。初々しいふたりの姿がほほえましいと同時に、その先に待ち構える目覚ましい活躍にますます期待高まるシーンだ。

ロケットマン
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

実際にエルトンとバーニーの出会いは本当に運命的だった。エルトンは当時のレコード会社とのやりとりを振り返り、「(レコード会社は)机にある封筒の山から未開封の封筒を取り出しました。中にある何かしらの歌詞で曲ができるか試してみろと言ったんです。僕は意気揚々とピナーへ帰る電車に乗り、その封筒を開けると”すごく良い歌詞だ”と思いました。誰の封筒でもあり得たんですけど、僕が手にしたのはバーニーの封筒でした」と明かしている。

バーニーを演じたジェイミー・ベルは、運命的な出会いから互いに唯一無二の存在となったふたりについて「ふたりの関係は、美しく、調和のとれた結婚、まさに奇跡のようなもの。映画では彼らの出会いを観ることができます。孤独なふたりが互いを見つけ、生涯かけて続く友情を築いていく」とコメントしている。

“エルトン・ジョン”を演じるタロン・エガ-トンのほか、『リトル・ダンサー』(2000)のジェイミー・ベル、『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、『シンデレラ』(2015)のリチャード・マッデンといった実力派キャストが集結。『キングスマン』シリーズの監督マシュー・ヴォーンや、エルトン・ジョン自身も製作として参加。先日行われた第72回カンヌ国際映画祭の公式上映では、4分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、米映画批評サイトRotten Tomatoesでも『ボヘミアン・ラプソディ』を超える批評家スコア89%の高評価となっている。

映画『ロケットマン』は2019年8月23日(金) 全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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