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『アベンジャーズ』監督、『ローグ・ワン』は「シリーズの構造に頼っていないのがいい」と語る

先日行われた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のワールドプレミアに、『アベンジャーズ』シリーズを手がけたジョス・ウェドン監督が出席。バラエティ誌に対して作品の感想を語っていたことがわかった。

どうやら「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンらしいウェドン監督だが、『ローグ・ワン』はそれなりに気に入ったようだ。具体的にどこが良かったのか、彼はこう話している。

「(『ローグ・ワン』は)サイドストーリーの類だということ、それから不朽の名作たち(=「スター・ウォーズ」シリーズ)の構造に頼っていないことがいいよ。僕は小さい話が好きなんだ。歴史に忘れられてしまった、小さな人々の物語がお気に入りなのさ」

そういえばウェドン監督は、かつて「『ローグ・ワン』の予告編を観て“あれがやりたい”と思ったよ」と話していた。『アベンジャーズ』の監督でありながら、あまりに強いヒーローではなく、むしろ人間らしいキャラクターを好んでいたらしい彼にとって、『ローグ・ワン』はしっくり来る作品になっていたのではないだろうか。

もっとも「シリーズの構造に頼っていない」という言葉が、具体的に作品のどのような点を指しているのかは今ひとつわからない。『ローグ・ワン』を観る時には、ぜひ気をつけてご覧いただきたいところだ。

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は2016年12月16日公開

sources: http://comicbook.com/2016/12/11/rogue-one-joss-whedon-on-his-favorite-kinds-of-star-wars-movies/
http://www.complex.com/pop-culture/2016/10/joss-whedon-interview
Eyecatch Image: http://www.zimbio.com/pictures/J2tcrImyR6Y/Premiere+Walt+Disney+Pictures+Lucasfilm+Rogue/c3qv_CEzY7V/Joss+Whedon

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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