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マーベルドラマ「シークレット・インベージョン」2021年内に撮影へ ─ 全6話構成、監督陣も決定

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「シークレット・インベージョン(原題:Secret Invasion)」の撮影が2021年内に実施されることがわかった。このたび、あわせて監督陣が決定している。

The Hollywood Reporterによると、本作は全6話構成となる見込みで、撮影は2021年にヨーロッパで実施予定。現時点でマーベル・スタジオは配信時期を明らかにしていないが、「ムーンナイト」「シーハルク」と同じく2022年の配信となる可能性が高そうだ。

監督として就任したのは、『恋するモンテカルロ』(2011)『幸せのポートレート』(2005)のトーマス・ベズーチャと、「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」(2018)のアリ・セリム。ベズーチャはケビン・コスナー&ダイアン・レイン出演の監督最新作『Let Him Go(原題)』でも批評家からの評価を得ている。

出演者は、おなじみニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、スクラル人・タロス役のベン・メンデルソーンのほか、『女王陛下のお気に入り』(2018)『ファーザー』(2020)のオリヴィア・コールマン、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のエミリア・クラーク、『あの夜、マイアミで』(2020)のキングズリー・ベン=アディルという実力確かな顔ぶれ。脚本・製作総指揮は「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)のカイル・ブラッドストリートが務める。

「シークレット・インベージョン」は、2008年にコミックで展開された同名のストーリーラインに基づくもの。スクラル人がひそかに地球に潜入しており、ヒーローに成り代わって侵略を進めていたという設定だが、ドラマ版はスクラル人の内紛に焦点が当てられるという。『キャプテン・マーベル』(2019)にて初登場したスクラル人の実情が、さらに掘り下げられることになりそうだ。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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