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『シャン・チー』製作費が判明、『マイティ・ソー』と同額程度

シャン・チー/テン・リングスの伝説
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 デジタル配信中/12月10日(金)MovieNEX発売 © 2021 MARVEL 発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

シム・リウ主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)の製作費が判明した。

最強ゆえに戦うことを禁じたヒーロー、シャン・チーの誕生物語を描いた本作。トニー・レオンやミシェル・ヨーといったアジアを代表する豪華俳優陣に加えて、スペクタクルなアクションとセット、マーベル・ヒーロー映画の新時代を切り開く作品として莫大な資金が注ぎ込まれていそうだが、MCU映画としてはどうやら抑え目の金額だったようだ。

Toronto National Postによると、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の製作費は、1億5,000万ドルとのこと。これはMCU黎明期に製作された『インクレディブル・ハルク』(2008)『マイティ・ソー』(2011)と同じ製作費だ。『アイアンマン』(2008)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)『アントマン』(2014)のみが本作よりも下回っている。『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』がそれぞれ1億4,000万ドルで、『アントマン』が1億3,000万ドルだ。

とはいえ、製作費が低いからと言って本作が他作品と引けを取っているわけではない。まるでジブリ作品を彷彿とさせる壮大な舞台や、シム・リウやトニー・レオン、ミシェル・ヨーをはじめとするスターによるアクションは圧巻そのものだ。なお、2021年9月3日に世界公開を迎えた本作は、9月3日~6日の4日間で全世界興行収入1億3,970万ドルという記録で好発進。早くも製作費に迫る勢いとなっている。

MCU映画の製作費一覧

(※Box Office Mojoに記載ある作品のみ)

  • 『アイアンマン』(2008):1億4,000万ドル
  • 『インクレディブル・ハルク』(2008):1億5,000万ドル
  • 『アイアンマン2』(2010):2億ドル
  • 『マイティ・ソー』(2011):1億5,000万ドル
  • 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011):1億4,000万ドル
  • 『アベンジャーズ』(2012):2億2,000万ドル
  • 『アイアンマン3』(2013):2億ドル
  • 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014):1億7,000万ドル
  • 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014):1億7,000万ドル
  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014):1億7,000万ドル
  • 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015):2億5,000万ドル
  • 『アントマン』(2015):1億3,000万ドル
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016):2億5,000万ドル
  • 『ドクター・ストレンジ』(2016):1億6,500万ドル
  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017):2億ドル
  • 『スパイダーマン・ホームカミング』(2017)1億7,500万ドル
  • 『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017):1億8,000万ドル
  • 『キャプテン・マーベル』(2019):1億6,000万ドル
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)3億5600万ドル
  • 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019):1億6,000万ドル

Source: Toronto National Post

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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