『シャン・チー』は「『アイアンマン』を思い出させる」とケヴィン・ファイギ予告

この記事で紹介する内容は、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギによる『シャン・チー』紹介の言葉です。「ネタバレはしない」として発言されているものではございますが、ネタバレと捉えることもできる内容であるため、鑑賞前にいかなる情報も避けておきたい場合はご注意ください。

『アイアンマン』彷彿の理由とは?
サノスを滅ぼしたことで、「インフィニティ・サーガ」に区切りをつけたMCUは、これより次なる物語を紡いでいく。劇場公開作としては、『ブラック・ウィドウ』(2021)が主に過去を描く内容だったので、『シャン・チー』は久々にタイムラインを前進させるMCU映画。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、サンフランシスコでホテルマンとして生活するシャン・チーの物語が紹介される。
劇中では、トニー・レオンが演じる悪に染まった父ウェンウーとの壮大な戦いが描かれることになりそうだが、その果てには、『アイアンマン』(2008)のラストを彷彿とさせる結末が待っているようだ。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは米Comicbook.comで、こんなことを予告している。
「何もネタバレはしませんが、『シャン・チー』のラストでは、シャン・チーがこの世界にどれだけ重要で、どれほど直接的に足を踏み入れているか、ハッキリとした方向性が明かされます。『アイアンマン』の1作目でニック・フューリーがトニー・スタークに“君は大きな世界の一部なのだ、まだ知らないだけだ”と言うところを思い出させられました。ざっくり言うと、これとよく似たことが『シャン・チー』のラストで起こります。」
『アイアンマン』のラストでは、戦いを終えたトニー・スタークのもとに、当時まだ謎多き存在だったニック・フューリーが登場し、アベンジャーズ結成につながるセリフを残した。これが、その後全世界を魅了する一大映画フランチャイズ、マーベル・シネマティック・ユニバース誕生の瞬間となっていたのだ。ファイギは『シャン・チー』のラストシーンでこれを思い出したと言っているのだから、まさにシャン・チーは今後のMCUを牽引する人物になるということは間違いないだろう。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は2021年9月3日公開。新ヒーロー誕生の瞬間、そしてMCU新時代の戦いを劇場で目撃せよ。
Source:Comicbook.com