『シャン・チー』オークワフィナ、続編に意欲 ─ 「何か面白いことをしてくれるかも」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)の続編は公開スケジュールが未定だが、ケイティ役でMCUデビューを飾ったオークワフィナは楽観的な姿勢を見せている。
以前にシャン・チー/ショーン役のシム・リウは続編について、「どうにもならない事情で延期され続けている」と発言。ウォール街でディズニーの担当アナリストを務めるエリック・ハンドラー氏が「彼ら(マーベル)は、シャン・チーやエターナルズといった新しいキャラクターで実験を試みましたが、結果は賛否両論でした」とコメントするように、続編に向けては順風満帆といわけではない。もっとも、デスティン・ダニエル・クレットン監督は『シャン・チー2』に集中するため『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』から降板。今後は『シャン・チー2』実現に向けて様々なことが動いてきそうだ。
そんななか、米Screen Rantの取材に応じたオークワフィナが『シャン・チー』への復帰について訊かれ、「続編が実現したら、ケイティがどこへ向かうのか本当に楽しみです」とコメント。「デスティン(・ダニエル・クレットン)は本当に素晴らしい監督だから、『シャン・チー』の第1作で彼と仕事が出来て最高でした。彼が何か面白いことをしてくれるかもしれないので、とてもワクワクしています」とも付け加え、再演を楽しみにしているようだ。
コメディチックなケイティはシャン・チーの高校時代からの親友で、いじめられていた彼を助けたことをきっかけに仲良くなったという経緯からして、かなり姉御肌なキャラクター。サバサバした性格で、高学歴で多才なのに仕事を転々としているケイティは、あまり人生を深刻に考えすぎず、その瞬間を楽しむことにフォーカスしている印象が強い。
そんなケイティ役は、コメディアンとしてキャリアをスタートさせ、ラッパーとしても活動し、女優としても成長を続けるオークワフィナのハマリ役だと言えるだろう。

続編への復帰を前向きに語ったオークワフィナが、カラフルなキャラクター、ケイティ役を再演する姿を目にするのが楽しみだ。
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Source:Screen Rant





























