『シャークネード』第7作が製作決定 ─ 史上初のシャークネード爆誕を描く前日譚に

人喰い鮫と巨大竜巻という異色の組み合わせでサプライズヒットを放ったサメ映画映画『シャークネード』シリーズ第7作『シャークネード オリジンズ(原題:Sharknado Origins)』が製作されることがわかった。オリジナル映画の前日譚になるこという。2026年夏に米国公開予定。米Varietyが報じている。
2013年に公開された第1作は、巨大ハリケーンがロサンゼルスを襲い、海から巻き上げられた人食い鮫が町中に降り注ぐ一大パニックを描いた低予算映画。米Syfyで初公開された同作は、その突飛な設定がソーシャルメディアで瞬く間に話題を呼び、シャークネード現象を巻き起こした。わずか100万ドルで製作されたオリジナル版は、その後5本の続編と3本のスピンオフを生み出した。
前日譚となる第7作は、シリーズ6作の主人公フィンとエイプリルが10代だった頃が描かれる。2人はビーチが美しく輝く夏に出会い、瞬く間に惹かれ合う。しかし、フィンが約束の指輪で思いを伝えようとした瞬間に空が急に暗くなり、巨大な漏斗雲が発生。もちろん、そこへサメが海から勢いよく噴出してきて、史上初の“シャークネード”が爆誕。「空飛ぶ捕食者ほど若い愛を語るにふさわしいものはない」と紹介されている。
監督は、前6作を手がけたアンソニー・C・フェランテが続投。キャストは近日発表予定で、撮影は2025年末に開始の見込み。
劇場公開された第2作『シャークネード カテゴリー2』(2014)は、シリーズ最大となる約390万人の観客動員数を記録。続いて『シャークネード エクストリーム・ミッション』(2015)、『シャークネード4(フォース)』(2016)、『シャークネード5 ワールド・タイフーン』(2017)、『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』(2018)が公開された。
本シリーズは豪華ゲストでも知られ、これまでに「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティン、「ナイトライダー」に主演したデヴィッド・ハッセルホフ、『グリース』などで知られるオリビア・ニュートン=ジョンらが出演した。
シリーズ第7作『シャークネード オリジンズ(原題:Sharknado Origins)』は、2026年夏に米国公開予定。来年の夏も再び空飛ぶサメを見上げることになりそうだ。
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Source:Variety























